201811定例会レポート:目指せインスタグラマー!ファンが集まるインスタグラム活用講座
2019年1月7日
目次

福田基広が主催する#selfmediaの11月度の定例会レポートです。
3年前から始めたインスタグラム講座が…今回でなんと!\100回目!/
全国のさまざまな場所での研修や、講座開催の度にフラッシュアップを重ねてきましたこの講座。
記念すべき節目でもあるので、まだ出していない話も飛び出すかも!?という言葉もあり、冒頭の話からもとても熱量のこもった100回目のスタートとなりました!
▼1部・2部と構成が別れ、インスタグラムとはなんぞや?の基礎講座から、
インスタグラムを活用した集客の仕方まで、濃ゆい3時間の資料は過去最大の分厚さとなりました。

世界総メディア時代から、世界総クリエイター時代へ

SNSとは…友人や繋がっている人とのコミュニケーションを取ったり会話したりすることが目的という、SNSを使うときの基本となる復習のお話からスタート。
インスタグラムやFacebookなどのSNSはそれそれにコンセプトがあり、それにそって情報発信をすることが大切であり、それはテクニカルな部分より本質をしっかりと押さえるほうが結果が出るからという理由から。
すでに「いい商品が売れる」という時代は終了し「誰から購入するのか?」という時代となっています。だからこそ、自分を選んでもらえる可能性が高い媒体がSNSであり、2019年に向けて、これからの情報発信で、選ばれる発信の仕方へとシフトするきっかけになるよう、この講座は意図されていました。
つい、フォロワー数とかいいね!の数字が気になりがちなところを、しっかりと本質に目を向けて、気持ちをリセットし取り組んでいこうという感覚が生まれました。
メディアは読むから観るへ。今ユーザーが求めている3大発信とは。
ユーザーが求めているのは、「楽しい」「なるほど」「リアル」。
スマートフォンの普及により、数々のお気に入りのメディアは手のひらの中にあり、すぐにアクセスできる状態にある昨今。
テレビ・映画・雑誌などのマスメディアのライバルは同業他社ではなく、私達が発信するSNSになっています。
リアルタイムでテレビを観る時間はどんどん少なくなり、面白い発信をしている個人のSNSをチェックしたり、通勤途中などの時間には、興味のある分野やユニークで楽しめる動画コンテンツを観ている方も多いと思います。
ですから大切なスタンスとなるのが「見てくれている人が楽しんでもらるような、為になるような発信をしていこう!」というもの。
これからの時代は、この目線がないと誰からも注目されないということになります。頑張って発信していても方向性がズレていると、望む結果が得られないということになりかねませんね。
となると、一個人でもメディアとしての捉え方をして発信をしていくことがとても大事なことだと痛感。ならばもう、創り出すクリエイターとしての部分も楽しみながら伝えることが、無理なく自分らしい発信を続けていけるコツかな…と思いました。
インスタグラムは、ストーリーズとビジュアルが鍵

インスタグラムの新しい機能であるストーリーズ。24時間で消えてしまうのが特徴です。この機能が生まれたことにより、インスタグラムのコンセプトは誕生から8年目にして変更となり、以前の「写真と世界でつながろう」から「体験を伝えて共有する」になりました。
今の正しい使い方は、積極的に「今体験していること」を伝えていくこと。
利用者が10億人を突破し、アクティブユーザーが世界一でSNSの王者に君臨するのがインスタグラム。世界にムーブメントを起こすプラットフォームの普及で、美しいビジュアルを観ることに慣れたユーザーは、文章を読むというより、文章も観ているという感覚へと変わってきています。
文章もビジュアルとして「観る」を意識した、読みやすい改行、楽しい装飾、色をつけたり、その人らしさが現れている表現が好まれます。これはすぐにでも取り入られるトレンドのポイントとなりますね。
▼10代~20代の日常に組み込まれているSNSの模様を語る福田氏。今やハッシュタグ検索で流行をチェックしお買い物する女子高校生は一番のマーケッターと語る。小学生の甥っ子さんのtiktokやLINEのタイムライン投稿の使い方も小ネタに。

実はプロフィールが命のインスタグラム

ファンが集まるには、プロフィールが命です。
パッとみてわかりやすいものがフォローされ、実際のところ、美しい写真や動画を載せることよりも需要だったりします。
1,自分は何屋さんか?
2,何を投稿しているか?
3,URLは見てもらいたいサイト
を要点にして150文字以内で、わかりやすいく作ると良いそうです。
「あなたとつながると何が知れて、私がどうなれるのか?」という、見てくれる人の目線で書かれているとなお良いですね!
Let’s Worktime/プロフィール作成
配布されたプロフィール作成シートを使って、ご自身のプロフィールを作成するワークタイムにはいります。イマイチ方向性が定まらない人向けに、アカウント方向確定シートもあり、ジャンル、コンセプト、ターゲットフォロワーの設定、フォロワーを導きたい結果を明確にしていきます。
こういう軸となる基本設計ってとても大事。ふわっとしがちなところをしっかりと打ち出していくことで、出会いたい人と繋がれるわけですから、脳に汗を書きながらひねり出します…。
▼いつもながら、5分で作成、2分がシェアするというスパルタな#selfmediaのワークタイム。(え?短いよ!というツッコミは胸にしまい)皆さま真剣です。長々と考えるよりパッとひらめくものが案外良かったりしますものね。良いものが作れたでしょうか?

Let’s Worktime/写真を撮る
オシャレな写真だね!っていわれる写真を撮れる、ここを押さえておけば大丈夫!という撮影ポイントのレクチャータイム。その時の感覚で適当になりがちな撮影を、基本を押さえるだけで、誰もグッとプロっぽく整った写真に変身します。
そのポイントは、「グリッド線を出す」こと。
グリットとはより美しく撮影するための補助線のこと。構図を決めやすくするメリットがアリアます。iPhoneの場合は、設定>カメラ>グリッドをONでグリッドが現れます。
この線を利用して、被写体が主人公になる撮影方法を学びます。
▼お隣の方と撮影タイム。グリッドを利用して撮れば撮るほど上手くなります。

Let’s Worktime/加工チャレンジ
加工アプリを使わない写真の編集モードで加工するポイントや、インスタグラマー御用達の加工アプリでのオススメ加工法のレクチャー。
インスタグラムは、ギャラリー全体の世界観を統一するというのがとても大事なポイントです。加工フィルターの統一だけでなく、3枚横一列で写真の世界観を統一する、縦3×横3の9枚を一括りにして統一するという意識を持ち実践することが大事。
被写体そのものもごちゃごちゃしていない、見た目でスッキリと分かりやすい投稿が一番求められているそうです。いくつか人気のアカウントを見せてもらい、なるほど納得。
意図的に作り上げられたギャリーは、とても美しくまた見たくなりますね。思わずフォローしちゃう気持ちがわかります。こういうアカウントを目指すというモデルがアタマにあるだけでも、次からの投稿が変わってくるように思います。
今回は、ギャラリーの絵コンテを書いてから撮影するというワークにもチャレンジ!
作品として統一感やストーリー感があり、完成度の高い投稿を続けると、見る人がステキだなと思ってもらえるものになり、自然とファンが増えていくには、この”絵コンテ”という”ひと手間”かけることが欠かせないそう。この手間が他と一歩抜きん出るポイントじゃないかなと思います。
▼ワークとシェアタイムを繰り返し、明日から実践できるようにしっかりと実習。

全SNS中で一番見られているストーリーズ

インスタグラムの新機能、ストーリーズは、動画を投稿する楽しみだけでなく、動画にハッシュタグやスポットをタグ付けすることで、検索からたどり着く新規の方と出会えるのも魅力の一つです。ストリーズを投稿することでも新規の集客が期待できます。
ストリーズは24時間で消えるからこそ、クオリティーは気にせずどんどん「今の体験」を投稿していくと良いのですが、もし他との差別化を…と思うのであれば、ここでもひと手間かけて、見ている人が「クスッとなるような投稿」を考えてみると反応が変わってくるそうです。楽しい投稿というのもトレンドなので、ユーモアセンスを磨いていかねば?!ですね。
ハッシュタグで広がる世界(IHO)

ハッシュタグとは主にFacebookやInstagramなどのSNSで利用できるキーワードであり、自分の投稿をカテゴライズして検索を容易にするものです。「#」という半角のシャープをつけることで同じ話題をしている人同士で情報共有が可能になります。また情報が欲しいときに#をつけてキーワード検索をすることで、最新の投稿されたものから情報をキャッチすることが可能となります。
モノ、場所、時間など、シンプルな単語のハッシュタグを使うのが王道。
使っている人が多いものほど、繋がれる人が多いということですものね。
IHOとはインスタグラムハッシュタグSEOの略
インスタグラムのハッシュタグでSEO対策していきましょうというのがIHO。
特に30代以下の人たちは、Google検索よりもインスタグラムでハッシュタグ検索することが多いので、人気投稿のトップランキングに入るように、より戦略的にファンを獲得したいときに施策すると有効な方法となっています。
インスタグラムのアルゴリズムは発表されていませんが、検索されるのが多いものを、自分にぴったりで、投稿につけるべきハッシュタグとして選ぶことで、興味をもってくれた人がたくさん訪れてくれます。
そしてギャラリーを見て、いい感じ!なると、どんな人だろう?と思ってプロフィールを見てくれます。そこでメリットを感じればフォローしてくれるという流れが出来ます。
繋がりたい人と繋がるためには、前半で学んだように、発信している世界観や統一感のあるギャラリーなどのビジュアルの印象と、興味を引くプロフィールが重要ということがわかりますね。
このIHOという能動的に取り組む手法も、人気のハッシュタグを調べたり、研究したりという”手間”がかかりります。愛情込めて手間と時間をかけた分量が、より望む結果に近づくための後押しとなるのかも知れませんね。
そして忘れていけないのは、インスタグラムはコミュニケーションを目的とするSNSですから、コメントがあればコメントを返したり、繋がりたいアカウントには積極的に繋がりにいったり、またそこでコメントしたりと「交流」することが基本です。
自分から積極的に行動してして繋がっていくことがOKなのがインスタグラム。
繋がることがコンセプトでもあるので、ぜひ世界の人と繋がれるチャンスと思ってアグレッシブに取り組んでみられることをオススメします!
▼最後に「心に刻んでね」と福田氏からのメッセージが。
『大事なのは、いいね!やフォロワーが集まった数ではなくて、”その集め方”』
本質をとらえた方法でしっかり攻略していくことが王道のやり方だから。みなさん愛されアカウントとなっていくことがを目指していきましょう!ということでした!

いかがでしたか?#selfmediaの11月の定例会のレポートをお届けしましたが、3時間20分という長丁場となり、受けっ取った情報量も、ここには書ききれないほどのものを、基本から最新のものまで、惜しみなく全部出してくださったと感じられる講座でした。
気分だけはインスタグラマー?!にならないように、教わったことを実践して体得し、なにより楽しんでSNSでの情報発信を続けることで、自分でも思ってもみない世界が広がっていくのではなかな~と思いました。
世界中の人と繋がれるインターネットのメリットを、思いっきり享受できるのがインスタグラムなんですね!そこで何を実現したいのか?どんな人とどんな風に楽しみたいのか?それは正しい方法を実践すれば、自分の思い通りに実現させることが出来ますから、#selfmediaでのこれからの定例会講座をぜひ楽しみなさっててくださいね!
▼会場となるBOOK LAB TOKYOさんのソフトドリンク。
次回定例会でお会いしましょう♪

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