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美味しい野菜を届けたい。伝え方を変えたら、広がった世界。

2019年9月17日

一人でも多くのひとに、野菜の魅力を伝えたい

松永氏野菜を手に取る

ーー:現在、どのような活動をされていますか?

松永靖嘉氏(以下、松永氏):法人と個人で活動をしていて、法人では株式会社USSという宮崎に本社がある会社の福岡営業所の所長という立場でやっています。九州の農家の方と契約をして量販店や外食産業、惣菜工場など企業様とB to B(※)の形で提案販売をしています。

 

個人でやっている『vegeLabo』では、若手の生産者さんのネットワークを中心に、シェフの方々とメニューの打ち合わせを具体的にしたり農産物の提案をしたりイベントのコーディネート、あとは野菜全般のブランディングなどもしています。

※Business to Business。企業間取引のこと。

 

ーー:『vegeLabo』に関しては松永さんが先導を切って主催されているということでしょうか?

松永氏:代表ではありますが、一人でやっています。

『vegeLabo』ではできるだけ多くの方に農作物の魅力を知って頂きたいという想いでやっています。ですので、自分のwebサイトやオウンドメディアを通じて一人でも多くの方に、野菜の魅力をお伝えしたいです。

 

ーー:『vegeLabo』を始められたのはいつ頃からですか?

松永氏:『vegeLabo』は5年前に立ち上げてはいたのですが、#selfmediaの代表である福田さんと出会ってから本格的に自分のメディアを持ってお客様に発信していくことになりました。それが2年ほど前になります。

 

代表福田さんと#selfmediaに関わる人の魅力に惹かれて入会

ーー:福田さんとの出会いや#selfmediaに入会するきっかけはなんでしたか?

松永氏:福田さんとはFacebookで繋がっていて、東京から糸島に移住されたこともFacebookを通して知りました。

本格的に情報発信に力を入れていこうと思ったタイミングで福田さんのInstagramの講座に参加したのですが、お人柄や提供してくださる情報も含めて一目惚れしましたね(笑)

 

福田さんの周りの方も素敵な人ばかりなんです。これは#selfmediaに入るしかない!と思いました。

 

#selfmediaに関わった前と後でどう変わったのか?

松永氏カメラ片手に市場散策

 

伝え方の変化と気持ちの変化

ーー:#selfmediaと関わっての変化はありましたか?

松永氏:自己流で続けていたらきっと発信の頻度も少なく、発信の仕方もままならなかったと思います。

#selfmediaでは発信の仕方や組み立て方などを学べますし、特にInstagramの発信の仕方やオウンドメディアの運営の仕方はとても勉強になりました。

 

ーー:確かに『vegeLabo』のサイトを見るとすごく綺麗で、これも#selfmediaでの学びが表れているのかなと思いました。写真やサイトの見せ方も工夫されているのでしょうか。

松永氏:前職が通販会社だったので、写真の構図やキャッチコピーの出し方などサイトの作り方は自分なりにはわかっていました。しかし、時代に合ったSNSの在り方を学ぶことで、より効果的になったと思います。

 

あとは何よりも#selfmediaに入ってからは、情報発信を楽しみながらやれています!

それまでは自分で立ち上げたサイトをやっていましたが、正直とても苦痛だったんですよね。今はすごく楽しいです!

 

訪問者数が飛躍的に増加、web shopからの売り上げもアップ

松永氏対談PR

ーー:発信の仕方が変わることで、問い合わせの数など変化はありましたか?

松永氏:すごくありましたね!まずは、圧倒的に『vegeLabo』のサイトを見てくれる人が増えたんですよ。

コラボ企画で対談を始めた時も訪問者数が数千単位で変化していくんです。Instagramに載せているweb shopからも購入が増えましたし、問い合わせや取材の依頼も来るようになったんですよね。

 

先日は台湾のテレビ局から依頼があって行ってきました。台湾では中間層が増えていて、オーガニック野菜や野菜の楽しみ方、見せ方などについて生放送のトーク番組に出させて頂きました。逆に台湾の野菜や果物の取材もしてきて、観光も含めてとても楽しめました(笑)

 

ーー:それはすごいですね!2年前の#selfmeiaとの出会いで、オウンドメディアの見せ方を一つの糧として色々な変化があったということでしょうか?

松永氏:そうですね、それはもう計り知れないものがあります!

 

悪天候からくる農作物への影響に苦労

ーー:活動していく中で、困難だったこと、苦労したことを教えてください。

松永氏:農作物なのでどうしても天候に左右されてしまうことですね。

そのため、法人の方も『vegeLabo』の方も、出荷予定の農作物が出荷できなかったり、年々オペレーションが難しくなってきています。

 

ーー:そのような時は、どのような対応を取られますか?

松永氏:例えば、ある産地からの発送が難しければまた別の産地や農家の方にお願いしたりとか、事前に他県の農家の方とも契約しておくようにします。

どうしても特定の産地の野菜になってくると、お客様には発送出来ないことをご説明しています。

 

ーー:確かにここ数年の天候の影響は大きいですね…真摯に対応されている姿勢が伝わってきます。

松永氏:そうですね、出来るだけ対処出来るように考えています。

 

現場でも新鮮な情報を学び続ける姿勢

ーー:好きな野菜は何ですか?

松永氏:トマトですかね。スーパーや八百屋でも、トマトが充実しているお店は人気があるんです!

以前は、糖度の高さを重視した甘いトマトが求められていましたが、甘いだけではなく酸味があるものや加熱して美味しく食べられるものなど、最近はお客様の趣向も変わってきているんですよ。

トマトを制するものは、八百屋を制するなんて言ったりもします。

 

ーー:それは面白い視点ですね!野菜のアドバイザーのようなこともされているのですか?

松永氏:野菜ソムリエとしてすでに勉強しているので、大枠の品種については理解しています。

ただ、次々と新しい品種が増えてくるので、現場の生産者の方から新しい種類や美味しい食べ方など教えてもらって、現場で勉強することも多いですね。

あと、人柄のいい生産者の方は、お野菜も美味しいんですよ!

自分が関わるのであれば、美味しいものがいいですし、必ずお会いして食べてみて、生産者の方の人柄に触れて(この方のお野菜をどうにかして世に出していきたいなぁ)というモチベーションに変えて情報発信しています。

 

人を巻き込みながら、楽しく地域貢献まで広げていきたい

笑顔の松永氏

ーー:現在チャレンジしていること、もしくは今後チャレンジしたい事を教えてください。

松永氏:『vegeLabo』の方で、オウンドメディアのさらなる充実と情報配信の量を増やすことですね。それから、『vegeLabo』のサイトで、猫の小説を書き始めたんですよ。そちらも続けていきたいです。

 

あとは、もっと異業種の方とコラボしていきたいと考えています。9月22日に有田焼とのコラボイベントをするのですが、こんな風に野菜でどんどんコラボしていきたいですね。

何より素敵な人たちを巻き込んで、自分も楽しみながら活動範囲を広げたり、イベントを広げていきたいです。

 

最終的には楽しみながら地域に貢献できるようになりたいと考えています。

 

ーー:聞いていてもワクワクしてきますね!

松永氏:これからももっと頑張らないとと思っています。

 

#selfmedia に興味ある方へ

松永氏:webやSNSは日々変化をしているので、正しい知識や正しい発信の仕方を身につけるためには#selfmediaのようなコミュニティに入ることは必要だと考えています。

 

また学ぶだけではなく誰と出会うかも重要で#selfmediaのメンバーの皆さんは、それぞれが素晴らしい経歴を持っていてとても魅力的ですし、ビジネスでも成果を上げている方がほとんどだと思います。

このような方々と学べるというのはまさに絶好の機会ではないでしょうか?

 

#selfmediaではたくさんの素晴らしい人たちとの出会いがあります。迷っている方はぜひ一緒に学んでいきましょう!

 

 

松永靖嘉プロフィール


松永靖嘉(マツナガ ヤスヨシ)さん
(株)USS 福岡営業所所長 / vegeLabo代表

野菜ソムリエ・フードコーデネイターとして、こだわり野菜の開発・プロデュース、農産物のイベント企画、マルシェ、ワークショップなどの開催。

年間約200種の農産物を量販店・外食関連・加工関連の方々にご提案・コーデネイト・販売を行なっている。

 

Official site

https://vegelabo-m.net/

Instagram

https://www.instagram.com/vegelabo_official/?hl=ja

Facebook

https://www.facebook.com/vegelabo.itoshima/

 

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