仕事も人生も運を開くカギ「居場所と出番」とは?〈人生のバイオリズム後編〉
2020年12月2日
物事がスムーズに進められる人とそうでない人の違いは、自分の「居場所と出番」を知っているか、そうでないかでです。
「居場所と出番」を知るにあたって、まずは知っておかなくてはならないのが、「人生にはバイオリズムがある」ということで、前回のコラムでは、9年周期のバイオリズムについてお話ししました。
後編の今回は、具体的に自分の「居場所」と「出番」を知る方法をお伝えしましょう。
この2つについて知り、実際に行動に移することで、仕事も人生も明るく運を開いていくことに繋がっていくのです!
居場所に関する「象意」を意識した行動が吉
気学(九星気学風水)では、一人ひとりの性質や人生の傾向などをみるときに、「後天定位図」(こうてんじょういず)という方位盤を用います(下図左側)。この後天定位図をベースにして、その年の一人ひとりの運勢をみていくわけですが、このときに用いるのがその年の方位盤です(下図右側)。
この2つの方位盤を見比べながら、まずはその年、自分はどの方位が「居場所」なのかを確認します。そしてその居場所で、どんなスピード感で何をすべきか(「出番」)をみていくのです。
例えば、生まれた年の九星(※)が一白水星(いっぱくすいせい)の人の場合をみてみましょう。
一白水星は2020年、東北が「居場所」になっていますが、この方位は元々「八白土星」(はっぱくどせい)の居場所です。ということは、2020年の一白水星は一年間、八白土星のもつ象意(キーワード、課題)の影響を受け、そして、その象意に沿った行動を取ること(「出番))がとても重要になるのです。
一白水星の人にとって2020年に重要となる象意は、下図の「八白土星(東北)」の欄にある事象です。今年のスピード感としては、ノリや勘で動くのではなく、じっくりと丁寧に進めてくべき年であり、「変わっていくこと」に対して明るく前向きに取り組むこと(「出番」)が、仕事でも人生全般でも運を開いていく大きなカギとなるのです。
※ご自分の生まれた九星がわからない人は、こちらのサイトをご利用ください。
その年の「居場所と出番」をしっかりこなせた人だけが叶えられることとは?
いかがでしたか?
あなたの2020年の「居場所」、そして、その居場所での「出番」(象意に沿って取るべき行動)は確認できましたか? もしかしたら、ここまでの2020年の間にすでに、居場所に沿った出番を果たせている人もいるかもしれませんね。そのような人は、ぜひ引き続きその行動を続けてみてください!
一方、「まだ全然できていないな……」というあなたは、落ち込む必要はありません! 太陰太陽暦を用いている気学(九星気学風水)での「2020年」は、2021年2月2日の「節分」まで残っています! ぜひ、それまでの時間を使って、あなたの2020年の「居場所」を確認し、「出番」に沿った行動をしてみてください。
毎年の自分「居場所」と「出番」を知り、それに沿った行動をしっかりとこなせた人だけが叶えられること、それは、その年はもちろんのこと、その年以降も、ご自身の人生を明るく開き、2021年もその先も豊かな人生にしていくことができるーーーということです。
逆に言えば、毎年の自分「居場所」と「出番」を知らずに、ノリや勢い、勘だけで行動しているような人は、その年はおろか、その年以降も運を開いていくことはできないのです。
宿命は変えることはできなくても、運命は自分の心のあり方、行動次第で、どんどん変えていけます。ぜひあなたも、仕事も人生も運を開くカギである「居場所」と「出番」を活用してみてください。
気学がもたらす可能性!西河さんの連載はこちらからどうぞ!
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