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困難な時期だからこそ取り入れたい初詣の原点とは?

2021年1月4日

あなたは「初詣」と聞くと、いつごろ、どこを訪れますか?
多くの人は、お正月三が日の間に、氏神様やご利益を期待する神社仏閣を訪れることでしょう。2020年から続く新型コロナウイルスの感染拡大は、勢いがなかなか衰えることなく、2021年1月を迎えることになりましたね。
いろいろな意味で「困難な時代」となったわけですが、こういうときだからこそご提案したいのが、初詣の原点 に立ち返ってみることです。
 

江戸時代末期までの初詣は「立春」が主流

浅草寺初詣の起源には諸説ありますが、江戸時代の末期までは、初詣は二十四節気の「立春」、現代のカレンダーで言えば2月上旬に行っていたと言われています。
「節分」で一年が節目を迎え、翌日の立春から新年が始まるという暦を用いていたからですね。そして、お参りする場所は、自分の寝泊りしているところから見て、その年の歳神様のいる方位である「恵方」(えほう)にある神社仏閣だったのです。
 
しかし、明治時代に入ってからしばらくすると、鉄道の発達に合わせるように、それぞれの神社仏閣がさまざまなご利益をうたって集客をし始めると、人々は恵方や氏神様とは別に、自分が望むご利益をいただけるようなところへ、それが遠方であっても訪れるようになったのです。
 

2021年の立春と恵方は?

2021年の恵方折しも、コロナ禍の今年は密を避けるために、初詣は三が日に集中せず、日にちを分散して行ってほしいという国からの呼び掛けがありました。三が日のお参りを見送ったというあなたは、今年はぜひ、立春に行かれてみてはいかがでしょうか?
立春は年によっては日付が変わることがあり、恵方は毎年その方位が変わります。
2021年の立春は「2月3日」で、恵方は「丙」(ひのえ)、東南に近い南の方位になります。恵方を参拝する方法(恵方参り)については、以前にこちらのコラムでご紹介しているので、ぜひそちらをご参照ください。

困難のなかからチャンスをつかむために

おたふくと鬼の面世の中がこれだけ、とくに経済的に冷え込みが大きかった困難の年というのは、多くの人が「来年こそ良い年にしたい!」と願い、いわゆる”神頼み”をしたくなるでしょう。
そんな中で、あえて初詣の原点に戻って、チャンスを増やすと言われている恵方の神社仏閣にお参りすること(恵方参り)をすることで、これまでとは違ったご縁をいただけるかもしれません!
2月に入れば、早いところでは梅の花もほころびはじめ、1月とは違った景色を見ながらの参拝も叶うかもしれませんね。あなたの2021年が、健やかで心豊かな一年となりますよう、心からお祈りしています。
 
 
気学がもたらす可能性!西河さんの連載はこちらからどうぞ!
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西河由貴

西河由貴

開運と良縁つなぎの専門家。 人間関係がネックになって、仕事も人生もうまくいかない経営者へ、15年以上の経営者・役員の秘書経験で見いだした法則と九星気学風水(=気学)を用いて、大切なエネルギー(気)を無駄遣いすることなく、そして、今の生活を大きく変えるような無理をすることなく自然に、経営者を開運体質に整えてご縁を引き寄せ、夢や目標、理想を叶えるサポートを行っています。あなただけの気のバイオリズムを活用して、やりたいことを “ベストタイミングで”できるようになるセッションを開催中です! まずは体験セッションから、お気軽にお問合せください。