今年の歳神様の応援をいただける「恵方参り」で、運勢を強めてチャンスを増やす!~方位活用コラムvol.3~
2020年2月1日
目次
仕事初めから1ヵ月ほどが過ぎましたが、あなたは神社やお寺などにお参りに行かれましたか? もしかしたら、ご利益別に、訪れる場所を変えている人もいらっしゃるかもしれませんね。
もしあなたが、
- チャンスをたくさんいただきたい!
- いただけたそのチャンスを、しっかり見極める目や知恵を持てるようになりたい!
- そのチャンスに、勇気と自信を持って乗れるようになりたい!
という思いがあったら、毎年2月の「立春」以降にぜひ加えていただきたいお参りがあります。
それは、「恵方参り」(えほうまいり)です。
これまでにご紹介してきた、開運のための方位活用方法として、
の2つがありますが、いずれも吉を取り入れられる方位は、お一人おひとりの生年月日から算出される生まれ星(九星)の組み合わせによって違ってきます。
しかし、今回ご紹介する恵方参りは、いつでも誰でもできるお参りであり、お参りすればするほどチャンスが増えると言われているので、チャンスを増やしてそれに乗り、運勢を強めていくための方位の活用法を、ぜひたくさんの方にチャレンジしていただきたいです。
そもそも「恵方」とは?

「恵方」という言葉は、スーパーやコンビニで「恵方巻き」が販売されるようになって久しいので、知っている方も多いかもしれませんが、もう一度おさらいしてみましょう。
恵方とは、「その年の福や徳を司る神様である『歳徳神』(としとくじん)がいる方位」のこと。
お正月にお迎えする「歳神様」(としがみさま)のことですね。
毎年2月の「立春」以降に、その歳神様のいる方位にある神社やお寺、教会などの神聖な場所にお参りに行くことを「恵方参り」といいます。
なぜ2月の「立春」以降かというと、気学(九星気学風水)では、世の中の動きや個人の運勢を鑑定する際に「太陰太陽暦」を用いているのですが、この暦では「節分」で年が切り替わり、新年は毎年「立春」となるからです。
恵方は毎年変わるもので、東・西・南・北のいずれかとなります。
2020年(2020年2月4日~2021年2月3日)の恵方は「西南西」(「庚」かのえ)の方位。
下記の図のオレンジ色で塗りつぶされたエリアになりますから、この1年間はこのエリア内にある神社やお寺、教会などの神聖な場所にお参りに行くことになります。

では、2020年の恵方を基準として、恵方参りの具体的な方法をご紹介していきましょう。
自分にとって恵方にある神社仏閣を探す
ご自分が普段寝泊りしているところ(多くの方はご自宅だと思います)を中心にして、そこから半径750メートル以上離れた「庚」の方位にある神社やお寺、教会などの神聖な場所を探します。
前回のコラムでもお伝えしましたが、半径750メートル以内での移動では、本来ならば移動した先の方位で得られるはずの吉の効果が得られないので、必ず半径750メートルを超えるようにお気をつけくださいね。
半径750メートル以上離れていれば、寝泊りしているところから1キロ先でも2キロ先でも構いません。
そして、そのエリアのなかで見つかった神社やお寺、教会などの神聖な場所が、次の条件をクリアした場所であれば、恵方参りに行っていただいてOKです。
- 本堂がお稲荷さんではない。本堂にキツネの像が無い(本堂から離れたところにあればOK)。
- 本堂にお墓が付属していない(本堂から離れたところにあればOK)。
- 本堂に慰霊碑や鎮魂碑が設置されていない(本堂から離れたところにあればOK)。
もし恵方参り先の候補となる神社やお寺、教会などの神聖な場所が複数見つかったら、それらを訪れてみて、ご自身が「気が合うな」「気持ちがいいな」と思う場所を、一年間通う場所として決めましょう。
チャンスを増やすお参りの方法
お参りに行くのは、好きなときにいつでも、毎日でも週に一度でも何回でも構いません。ただ、時間帯としては日が差している明るい時間帯が望ましいでしょう。
対象となるところを訪れたら、まずはそこの神様や仏様などにご挨拶する意味で、ご自分のお名前と住所を心の中でつぶやいてください(個人情報なので、声に出さなくてもOKです!)。
参拝方法は、まずは神社やお寺、教会などの方法に従ってください(例えば、二拝二拍手一礼など)。そしてその後は、いよいよ恵方参りです!
お参りで唱える文章とポーズ

これから3つの文章を心で唱えていただくのですが、その前に取っていただくポーズがあります。
- 手のひらをグーにして、両手ともに人差し指だけ立てます。
- 右手は人指し指を天に向け、左手は地に向けます。左右とも、手首だけを上と下に向ければOKです。
これは、お釈迦様がしたと言われる「天上天下唯我独尊」のポーズですね。
このポーズを取ったら、次の3つの文章を心で唱えてください。もし覚えていく自信がない人は、メモに書いていっても構いません。
- チャンスをたくさんいただけますように。
- いただいたチャンスを見極める目と智慧をください。
- 見極めて、「乗る」と決めたチャンスにしっかり乗れる勇気をください。
唱え終わったら、お礼をお伝えして、その後はすぐにお帰りいただいても、その場でゆっくり過ごしても結構です。
こんなときはどうしたらいいの?
恵方参りの神社やお寺、教会などの神聖な場所を見つけようとしたものの、
- 恵方となる方位には、そういった場所が存在しません!
- 今の住まいからだと、恵方の方位は海になってしまいます!
などといったご質問をいただくことがあります。
いずれの場合でも、恵方参りのための場所が見つからない方におすすめしているのは、「お墓参りをしてください」ということです。
お墓参りは「地の徳」が積める場所と言われています。
「地の徳」とは、その土地や地域、もっと大きな視野で見れば世界や地球全体に貢献することで積まれていく徳のこと。
自分たちのご先祖様が眠る土地(お墓)を訪れて、いつも守っていただいていることや生かしていただいていることに感謝の気持ちを届けることが、地の徳を積むことに繋がると言われます。
「うちのお墓は、今年の恵方に無いんですが……」
とおっしゃる方もいますが、お墓のある方位はどちらでもかまいません。
自分が今、ここにあることに対する有り難みを感じ、改めて感謝するためにも、お墓参りは非常に大切な行動なので、ぜひ行かれてみてくださいね。ご先祖様はあなたの訪問をとても悦んで、また応援してくださるはずです。
恵方参りで新たなチャンスと気づきがありますように!
恵方参りは、最初は慣れないと思いますが、たくさんのチャンスを得て、それにしっかり乗れるようになるためにオススメのお参りです。ぜひ行かれてみてくださいね。
もし行かれた後に何か変化や発見があったら、メモをしておくとおもしろいですよ。
2020年、恵方参りやお墓参りを通じて、読者の皆さんの毎日が、健やかで幸多き日々になりますように!
次回のコラムでは、気学を用いた「人付き合いがうまくいく方法」についてお話ししましょう。
なぜ、あうんの呼吸で通じ合える人と、そうでない人がいるのか?
そして、なんとなくコミュニケーションがうまく行かない人とはどう付き合ったら良いのか?
人付き合いが苦手な方には、ぜひお読みいただきたいお話です。次回も、どうぞお楽しみに!
気学がもたらす可能性!西河さんの連載はこちらからどうぞ!
https://selfmedia.club/column/kigaku/column-nisikawa02/
https://selfmedia.club/column/kigaku/column-nishikawa03/
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