英語について相談されるときに違和感を感じるのは、「まずは日常英会話からスタートしたいと思います。」という一言!
この一言、すごく違和感があります。
なぜかというと、ビジネス英会話よりも日常英会話の方が難しいからです!
「え、そうなの!?」
と意外に思うかもしれませんが、ビジネス英会話ってそこまで難しくないのです。
その理由は大きく分けて2つあります。
ビジネス英会話は使う単語が限られる

まず1つ目は、日常英会話の方が使う単語が多岐にわたるけれど、ビジネス英会話の場合は限られていること。
ビジネス英会話は、日常英会話に比べて場面が限られていますし、流れも予測できます。そして表現がある程度テンプレート化されているので、単語や言い回しを覚えてしまえばそれを応用するだけで何とかなります。
例えば商談の時は、
- 納期を聞く
- 価格を聞く
など、パターンが決まっています。
しかし、日常英会話の場合、テーマは多岐にわたります。
- 自分の好きな映画のストーリーを説明できますか?
- 納豆はどんな食べ物かを説明できますか?
など、結構難しいと思います。
英語を本当に話せる人は、自分が想定していない質問にも答えることができますが、そうでない人は、準備したことしか話せません。
よって、ある程度展開が読めるビジネス英会話の方が簡単なのです。
実際、ビジネスで英語を使っている知り合いに聞いてみても、全員ビジネス英会話の方が簡単と言います。そして、みんなが口を揃えて言うのが、商談の時は英語が話せるけど、商談後の飲み会になると英語が話せなくなるということです。
これはなぜかというと、飲み会では話題が多岐に渡るからです。特に、海外の方は政治や社会問題など少し難しい問題を話すのが好きだったりするので、余計にハードルが高くなります。
ビジネスの場面では相手が話を聞いてくれる

2つ目の理由は、ビジネスの場面では英語がそこまで上手くなくても相手がちゃんと話を聞いてくれることです。
ビジネスなので、相手は英語力ではなく話の内容を一番重視します。
そのため、理解しようと話をしっかり聞いてくれるし、丁寧に接してくれるケースが多いです。もちろん、英語でいきなり飛び込み営業なんて話であれば、全く別ですよ。
一方で日常の場合だと、英語力が低いとしっかりと話を聞いてもらえない可能性もあります。要するに、相手があなたの話を聞きたいと思えばしっかりと聞くし、そうでなければ聞かないということです。
僕が留学をしていた初めの頃、英語がそこまで話せず、外国人に話しかけても相手にされないということが時々ありました。
もちろん英語力だけがコミュニケーションの成否と関係しているわけではありません。ただ、英語力にあまり左右されずに、相手とコミュニケーションが取れるという意味では、ビジネス英会話の方が簡単です。
ちなみにビジネス英会話の言葉遣いは、日常英会話と大きく違うと思うかもしれませんが、実際はほとんど変わりません。言葉が少し丁寧になるだけです。
例えば、ビジネス英会話の場面では、
「want to」が「would like to」に変わったり、「Can you~?」が「Could you~?」に変わったりという違いが出てきます。あとは基本的に同じです。
ビジネス英語のハードルは高くない!
いかがだったでしょうか?
ビジネス英会話と聞くと、ハードルが高そうと感じるかもしれませんが、実際はそうではないです。
- ビジネス英会話は使う単語が限られる。
- ビジネスの場面では相手が話を聞いてくれる。
日常英会話よりも、ビジネス英会話の方が実は簡単な2つの理由を知っていれば、皆さんのハードルも少し下がるのではないでしょうか?
英語を使って、ビジネスの世界で活躍する日本人が1人でも増えて欲しいなと思います!
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