インタビュー

歯科医院で楽しいイベント?院長がワクワクを仕掛け、限界突破に挑むワケ

日本人に足りない!意識とは?

ーー:現在のご活動を教えてください。

村上弘氏(以下、村上氏):歯科医院を経営し、地域のみなさまに歯科医療を提供しています。

僕自身は認定を受けた歯周病専門医ですが、”むらかみひろし歯科医院”は、小児歯科も含め歯科全般を診れる病院です。

その中でも定期健診などメインテナンスに重きを置いた診療で、歯を削るというよりは歯を守る病院を目指してやっています。

 

ーー:#selfmediaでコラムを連載してくださってますが、意外と知らないことが多くて。もっと歯を大事にしよう!と毎回思います。

村上氏:そう言ってくださるとすごく嬉しいです。医院では時間が限られていることもあって、みなさんにそこまで詳しく伝えるのは難しいんですよね。

 

ーー:”お口の健康”は大事ですよね。

村上氏:人生を謳歌するためにも健康が大事で、それを手伝える、予防に力を発揮できるのが歯科じゃないかなと思います。今は健康寿命と平均寿命に10年くらい開きがあるんです。

歯並びがキレイで清掃ができているおじいさんおばあさんはやっぱり元気ですよ。メインテナンスにもしっかりと歩いてお越しになって、歯もしっかりしている。

 

ーー:歯のメインテナンスに対する意識が大事なのですね。

村上氏:海外と日本の大きな差なのですが、日本人は歯の予防に対する意識が低い。予防がいかに重要で効率が良い事であるかを広めていきたいですね。

 

もっと多くの人に…限界を乗り越えるために始めたSNS

ーー:#selfmediaに入会されたきっかけを教えてください。

村上氏:もともと、SNSの何が楽しいんだろう?とか思っていたので、FacebookやInstagramを始めたのは2019年の2月くらいなんです。

そんな時、Facebookで福田さん(#selfmedia 代表 福田)を見つけ、お話しを聞いて「面白い!今からの僕に必要かな」って思い入会しました。

 

ーー:どうして興味のなかったSNSを始めたのですか?

村上氏:歯科医院の本来の姿って、定期的なメインテナンスで「大丈夫。お口キレイですよ」という言葉を聞きに来て、もし、ほころびがあっても小さいうちに修正できるような”かかりつけ”だと思うんです。

そういったことや予防の大切さなどを伝えたくて、SNSを始めました。

 

開業して1年ちょっと経って、医院に来た方にも充分伝えたいし、それ以上にもっと多くの方に伝えることに限界を感じ「こんなんじゃ、多くの人は助けられない!」という想いがあったのがいちばんですね。

 

「病院」じゃなくて「美容院」に近いものにしたい

ーー:#selfmediaに関わって何か変わったことはありますか?

村上氏:発信の仕方が変わりました。
以前は病院だから失礼にならないようにというのがあり、たぶんすごく堅かった。みんなが不快にならないよう考え、病院のアカウント上に違う僕がいるようでした。

でも福田さんの話を聞いて、”こんな感じでも大丈夫”というように、肩の荷が下りた感じがしたんです。今は自分の色も出すようになって、#selfmediaの個別相談で「動画出したらいいよ~」みたいな話もあり、挑戦しています。

 

まずは目に留めてもらうことが大事で、たまに真面目な話をするとより聞いてもらえるのかなって思ってます。

 

ーー:自分の色を出すことで何か変化はありましたか?

村上氏:SNSで何か問いかけると反応してもらえるようになりました。

リアルで来院してくれる方も多いので、来院時に、SNS上で発信したことに対してアドバイスをくれたり。僕の素の部分が見えるようになって、患者さんとの会話が弾むようになったことは大きな変化ですね。

 

ーー:患者さん側から、先生へアドバイスできるような関係のある医院だと、病院やお医者さんへのイメージが変わりそうですね。

村上氏:予防接種や子どもを病院に連れて行った時でも診察と関係ない話はしないでしょ。それは本当に病院なんですよ。

歯科に関してはメインテナンスで確実に予防できるから『病院じゃなくて美容院』に近いものにしていきたいです。

 

ちょっと歯に着色がとか、歯石が溜まってきたし行こうかなって気軽に来れる環境にするには居心地が良くないといけないって思うんです。SNSは患者さんの立場から、そのためのコミュニケーションのツールとしてもいいのかなと思います。

ーー:患者さんとのコミュニケーションが変わって診療にも変化はありましたか?

村上氏:僕も言いやすくなって、今まで培ったものを出しやすくなりました。

例えば全身疾患が口の中から分かることもあるんです。○○さんこうですよって、血圧測ったら高かったり、もしかしたら糖尿怪しいかも知れません、と紹介状を書いたらそうだったり…。

 

ーー:すごい!頼もしいですね。地域の方が羨ましいです。

村上氏:かかりつけって、ちょっと気になったことがある時に聞きやすいところであるべきだと思うんです。患者さんからも「最近こうなんだよね」って言いづらいと思うので、言いやすい環境にしていきたいです。

 

ーー:環境づくりの一つとして、医院の建物もこだわっているのでしょうか。

村上氏:そうですね。
病院としてのイメージをいかにして取っ払うかというのは考えてます。

それで先日も”麹王子の味噌作りイベント”を医院で開催しました。僕もみなさんと一緒に味噌を作りながらお話ししていたら「こんなことなかなか聞けないですもんね」って言ってくださったり…。

そういったところから本当の悩みが聞けたりするし、こういう小さな活動が実を結ぶのかなって思います。

 

ーー:「食」のイベントを歯医者さんでやるって聞くと驚きを感じますが、それができる空間なんですね。

村上氏:そんな風にやっているとオファーも来たりするんです。

考えているイベントがまだまだたくさんあって、僕も楽しみながらやっているので、ぜひ機会があれば遊びに来てください!

 

たくさんの方の健康に携わるために、まさかのSNSにチャレンジ

ーー:これまで苦労されたことはありますか?

村上氏:やっぱり国家試験は大変でした。

医師になってからは、専門医として歯周病科に籍を置き、大学院でずっと研鑽し、福岡歯科大学の歯周病学分野の医局長もしました。

そこではたくさんの有能な歯医者を育てたり、新しい治療方法のきっかけとなるような研究をして少しでも多くの方を助けることを考えやっていました。

 

その後開業し「直接診る患者さんしか治せない」ということに気付き、もっとたくさんの方の健康に携わりたいと考え始めたことが、苦労というかいちばん悩んだところです。

 

ーー:それを乗り越えるためにSNSの活用を選ばれたのですね。

村上氏:SNSはしないだろうと思っていたのでまさかですよね。(笑)
一生勉強だし、一生チャレンジです!

 

医院をもっと身近に!むらかみひろし歯科医院フェス

ーー:これからチャレンジしていきたいことはありますか?

村上氏:『むらかみひろし歯科医院フェス』みたいなことをやりたいです!

医院の駐車場で大人も子どもも楽しめる夏祭りみたいなイベントができたら面白いなって思っています。

 

以前、医院の駐車場にチョークで落書きをするというイベントをしたんですね。
その時は友人とSNSで告知して、たぶん50人近く来たんです。

子どもが多かったので、次男を実験台にしてこうやって磨くといいですよ!って歯ブラシの指導をしました。

 

ーー:病院にわくわくして集まるというのは、聞いたことないですね!

村上氏:そうでしょ!

イベントを通してたくさんの方を呼んで、歯磨きの具体的な方法を指導したり、何か伝えたりということをやっていきたいです!

 

#selfmediaにはきっかけやヒントがあります

ーー:#selfmediaに興味がある方へ一言お願いします。

村上氏:何かを発信しようと考えている方には必ずきっかけや、答えのヒントになるものがあると思うので、ぜひ飛び込んでみてください。

 

1年なら1年どっぷり浸かって、みんなのやっていることをしっかり見ると何か変わるのではないかなって思います。

編集後記

なぜ、アートな歯科医院なのか?
なぜ、一見「歯」とは関係のない楽しいイベントを開催されているのか?

全ては「たくさんの人の”健康”を広げ、携わりたい。」という熱い想いからの挑戦だと知り、感動とため息が。こんなに親しみやすく、信頼できて素敵な歯科医院に通院できる地域の方が羨ましい!と感じたのは私だけではないはずです。

今後も村上氏の活動から目が離せません!

プロフィール

村上 弘(ムラカミ ヒロシ)さん
むらかみひろし歯科医院 院長

福岡歯科大学口腔治療学講座歯周病学分野で治療・研究・教育に携わった後
「むらかみひろし歯科医院」開業。歯科医師として地域の健康を守る。

HP https://murakamihiroshi-dc.com/

Facebook
https://www.facebook.com/murakamihiroshidentalclinic/

instagram
https://www.instagram.com/hiroshimame19790418/

 

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