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パラレルワーク実践中!限られた時間の中で積み上げていく、わたしの暮らし

2019年11月13日

植物療法士をしています。

ハーブティーーー:現在どのような活動をされているのか教えてください。

会社員とのパラレルワークをしていて、個人事業植物療法士をしています。主に個人・企業様向けにハーブを取り入れた予防ケアを通して、働く30代の女性が活躍できる環境づくりや習慣化構築のサポートをしています。

例えば、1日の体調を整えるオリジナルハーブティーのオンライン販売や、妊婦さん向けにカフェなどの店舗へ、ハーブティーのブレンドメニューを企画させて頂くこともあります。

というのも、今の女性って社会で活躍しながら子供を産んで育てるといった人生がハードモードになっている人が多いと思うんです。そういう状態から視点を変えて、ヘルシーな環境へ整えられる選択肢を作りたいという想いで活動しています。

※パラレルワークとは、複数の仕事に並行して取り組む働き方のこと。

 

ーー:会社員とのパラレルワークということですが、お勤めされた後のお時間で個人のお仕事をされているのですか?

竹内氏:そうですね。会社員の時間は、完全にそちらの業務の時間です。残業なく帰ってくる日は、ちょっと個人事業の仕事をする日もあります。子供はまだ居ませんが、結婚しているので夫との暮らしとか、健康面を優先して生活するようにしています。

仕事はもちろん大事ですが、「起業!起業!!起業!!!」と思いすぎたり、暮らしの中で常に仕事ばかりやるって状態にならないように、自分でオンオフの兼ね合いを考えて、バランスを取りながらやっています。

 

ハードワークで気づいた、カラダの声

ハーブティーとアロマオイル

ーー:ご自身の経験から植物療法を取り入れるようになったのですか?

竹内氏:私自身、25歳の頃に坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)という腰の痛みを一年ぐらい患いました。「デスクワークが悪いのかな?」とか「残業時間が駄目なのかな?」と考えましたが、当初は自分でも原因がよくわかりませんでした。治療をしたり、ただ目の前の痛みをとることばっかりやっていたものの、なかなか治らなくて

ある時からアロマを学び始めたり、体のデトックスなどを始めたんです。その時に、社内の部署異動があって、残業が一気に減ったんですよ。そしたら、すんなり2.3ヶ月くらいで完治したんです。

坐骨神経っていうぐらいだから、自律神経からくるイライラとかも影響している痛みなので、心と身体の繋がりが影響した症状っていうのを自分ですごく感じました。それで、ちゃんと内側からケアしようって思ったんです。

 

ーー:植物療法士としては、どれくらい前から活動されているのですか?

竹内氏:6年前に植物療法士の資格を取得して、もうライフワークになっています元々は20代の時にアロマテラピーの勉強から始めたのですが、香りの効果に関する知識を極めていくだけでない、インナーケアに関する広がりがほしいと思って。

アロマも植物から派生したもので、アロマテラピーも含めた植物療法の総称を「フィトテラピー」といいます。

ヨーロッパでは、古くから自然治癒力を高めるこの療法が根付いているので、植物療法士は国家資格になっています。薬剤師がいる薬局のように、ハーブ薬局が点在しているんですよ。

 

ーー:街中にですか?

竹内氏:そうです。日本では、植物療法、デリケートゾーン、女性ホルモンなどのセルフケアに関して、まだまだ後進国ですが、例えばフランスでは、病院に行く前にハーブ薬局に相談に行ったり、産婦人科や病院でもハーブを処方することがあるんです。

植物療法士たちが、体調に合わせて色々な効能のあるハーブを調剤してブレンドを作ってくれるので、自分で身体を調整して暮らしをより良くする文化が浸透してるんですよ。

 

ーー:植物療法という選択肢!すごく良いですね。

竹内氏:特に女性がホルモンバランスや体のケアをする意味では、副作用がないのですごくいいんですよ。妊婦さんや授乳中の方、子供からお年寄りまで幅広く使えます。

普段、薬を飲むことができない方でも、ハーブを交えながらケアをすることで、自分の自然治癒力を高め、不調を改善していくことが見込めるんですよ。

 

儲けることが全てじゃない

ハーブティーでお茶時間

ーー:#selfmedia を知ったきっかけ、入会のきっかけはなんでしたか?

竹内氏:長くご縁を頂いてる#selfmedia の三浦綾子さんから、「きっと福田さんと相性がいいと思うから参加してみない!?」と声をかけていただいて、セミナーに参加したことがきっかけですね。

 

ーー:どんな感じでしたか?当時を思い出してみると。

竹内氏:色んなマーケティングの専門家が表面上は同じことを言うんですけど、福田さんは、本当に重要なことはお金じゃないという印象をストレートに出している感じがして。そんな本音が伝わりました。

もちろん、ビジネスにおける儲けは重要です。そのために手助けとなる環境はきちんと提供いただいていますが、おそらく、関わっている人達の役割を理解して、それぞれに向き合っていく真摯な姿勢が、他のコミュニティとちょっと違うんでしょうね。一人一人を見ようとしている、でもやりすぎない、そういう気遣いがいい距離感だと感じています。

 

ーー:実際に定例会(#selfmediaが月に1~2回東京と福岡で開催している、定例勉強会)に参加して、入会をされる経緯になったんですか?

竹内氏:距離感と相性が決め手でした。ビジネスとあまり関係ないんですけど、福田さんが音楽好きなんですよね。夫がミュージシャンなので共通の話題も多くできるし、同じ価値観で話せるのが大きかったです。

コミュニティって、ビジネス枠から出た時にその人の視点に共感できなければ続かないと思っていて。

だから、感覚が合っていれば、自分が向かいたいと思う方向性と大きくずれないし、全然関係ないところの基本センスや相性が実は一番大事なのかもしれません。

 

暮らしをどう変えていくか

キッチンテーブルにティーカップセット

ーー:#selfmedia に関わる前と後で、どんな変化がありましたか?

竹内氏:#selfmedia に関わる前は、美容専門のオウンドメディアを運営していました。入会後は方向性を整理した結果、「日々の暮らしをどう変えていくか」に焦点をあてて、ヘルシーな環境をDIYするといった、人が一番楽しさを感じて健康でいられる創造性の充足感を得るコンセプトに舵を切り直しました。

その想いを軸にした、大切な人と手作りする暮らしを追求するウェブマガジン、「Documentary Gift(ドキュメンタリーギフト)」を立ち上げて、ハーブティーや家具のオリジナル商品の物販もスタートしていきました。

 

それをしなかったら死ぬのか

ーー:今まで活動されてきた中で、困難や苦労されたことがあったら教えてください。

竹内氏:パラレルワークをしている中で、時間の制約が1番苦労する部分です。プライオリティの高い家庭のことと、女性として身体を守りながら仕事を楽しんでいくには、どうしても波がありました。

事業をスタートした頃は、仕事のことで何度も夫とぶつかりましたし、体調を崩すこともありました。そんな時に、夫から「それをしなかったら死ぬのか?」と聞かれて、ハッとしたことを覚えてるんです。

 

日本人のほとんどの人は、「頑張ることはできても、力を抜く術を知らなかったりする」と思いませんか?だから、お仕事に没頭すれば、簡単に自分のことばかりになっちゃって、家族との時間が削られて体にも負担がかかるんです。

 

力を入れるところは入れて、あとは力を抜く。

 

その方がパフォーマンスも上がると思うんです。焦らずコツコツ続けることで、家庭の理解も得られて、自然と新たな仕事のご縁もいただけるようになりました。もちろん今でも負担はかけているんですけれど、とても協力的な姿勢でいてくれてるので毎日救われてます。

 

「今日も充実した一日を送る事ができた」そんな提案をしていきたい

食卓にハーブティーとお花

ーー:今チャレンジしていること、もしくは今後チャレンジしたい事を教えて下さい。

竹内氏:植物療法を用いた法人向けのサービスとして、女性ホルモンのバランスを整える働き方や女性社員の活躍を推進する企業研修、コンサルティングの取引をアプローチをしている最中です。

現在進行中のもので、年内に企業さんと繋がる事ができたら良いなと思っているところです。

 

ーー:ありそうでなかった領域ですかね!?

竹内氏:そうですね。でも、企業に対してWEB販促などのコンサルティングでセミナーを行うのと同じで、それがヘルスケアの領域っていうだけだと思います。

今は「人生100年時代」と言われていて、企業としても健康経営に重きを置いており、事業を伸ばすために社員のウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態)をいかに推進していくか、というところも経営のひとつで必須になっています。なので、そこに対してのあらゆる施策に大きなニーズがあると思うんです。

この流れは、現在運営しているウェブマガジン「Documentary Gift」で提案している、自分にとって、より良い人生のために創造性の充足感を得るという感情体験に通じます。

女性だけでなくオフィスワーカーの一人一人が、「今日も充実した一日を送ることができた」って満足できる、そういう組織作りの提案をしていければいいなと思っています。

 

コミュニティが苦手な人でも学びやすい場

ーー:#selfmediaに興味がある方へ、一言願いします。

竹内氏:#selfmedia はコミュニティが苦手な人でも学びやすい場だと思ってます。コミュニティって、大体関わりが強い参加者だけが目立って回ってしまう雰囲気を感じることが多いかもしれません。でも、福田さんは自分色に染まらせるような強制はせずに、様々な立ち位置の人への距離感や環境を大事にしてくれています。


「ガツガツやりたい」っていう人も「ここぞという時にやりたい」っていう人も、楽しくWEBの専門知識をアップデートして行けると思います。きっと見えなかった世界が広がると思うんで、ぜひ気軽に参加してみてください。

 

 

竹内あきこ プロフィール

竹内さんプロフィール写真

植物療法士(フィトセラピスト)

10年の海外暮らしから帰国後、会社組織の人間関係や残業時間のストレスで20代半ばに坐骨神経痛を一年患う。根本改善のためにハーブを用いて自然治癒力を高める植物療法セルフケアを実践、3ヶ月で完治。 会社員と植物療法士のパラレルワーカーとして、働く女性のストレスやホルモンバランスの体の変化をコントロールできる体質づくりを指導。 ハーブティーブレンド製作、店舗向け商品企画、オーダーメイド木工家具製作等を通して、女性が社会で活躍しながら「自分を整える」心地よい暮らしのつくり方を伝えている。

 

大切な人と「記憶に残る時間」を追求するカルチャーメディア
「Documentary Gift」
https://documentarygift.com
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