第11回 #selfmedia for friends講義「なぜ日本はアイドル文化が根付いているのか?」
2020年8月3日
目次
6月度のテーマは「福田式ソーシャルアイドル育成講座」。
気になる6月1回目の講座のタイトルは、「なぜ日本はアイドル文化が根付いているのか?」でした。
そもそも「なぜアイドル?!」と思われた方も多いのではないでしょうか?(いつものことながら私も思いましたよ!)
これに対して福田氏は、「今回のテーマは、店舗を経営している人も法人も個人も必見。いかにお客様をファン化させるか。お客様の心を鷲掴みにする情報発信をして、自分がアイドル化していく、アイドルのようなスタンスで発信する。そこに需要がある。」と結論を述べます。(私は正直、「そこ需要ある?」と思いました。同じように思われた皆さん、是非このままレポートをお読みください。)
アイドルとは?

そもそもアイドルとは、どんな存在でしょうか?
- 偶像
- 崇拝される人や物
- 憧れの的
- 熱狂的なファンを持つ人
アイドルとは、みんなに愛される人であって、アイドル=歌って踊れる人ではない、と福田氏は補足します。
詳しく説明すると、アイドルは偶像なので、画面の中の存在や作られたキャラクターでもいいのです。そして、憧れの的はクラスや職場で中心であり、こういう人になれたらいいなと思われる存在である。
さらに、熱狂的なファンを持つ人とは、一挙手一投足を追いかける顧客様をたくさん持っている人のことを指し、芸能人はここに入ります。
例えばアイドルで言うとジャニーズや、AKB48、ももクロが代表的で、売り上げの大半は熱狂的なファンが作っていてるそうです。
この講座を受けると、上記4つをクリアした、アイドルの作り方がわかるようになる、と福田氏は言います。これを仕事に置き換えると、自分のお客様を熱狂的なファンに変えていくこと、とのこと。(正直このときは「ふーん・・」って感じでした。笑)
実は、このアイドルへの考え方は最近できたものではなく、日本独自の考え方であり海外とはアイドルへの考え方が異なる、と福田氏は話を続けます。
アイドルの歴史

そのためにアイドルの歴史を紐解きましょう、と福田氏は言います。
- 1940年代 フランクシナトラが世界初のアイドルとして認知
- 日本では1960年代 明日待子が元祖アイドル
- 男性の方が「日活」「東宝」といったように、どちらかというと人気アイドルが多かった
- 1970年代 ソニーの楽曲を通じて日本的アイドル像が形成
1940年代に海外で男性のアイドル、フランクシナトラが誕生。その後、日本にも1960年代に元祖アイドル 明日待子が誕生します。それ以降は男性の俳優さんを中心に人気アイドルが多く、1970年代にようやく日本的アイドルが誕生しました。
日本的アイドル像とは?
1970年代の当時は会社ごとに作曲家を雇って、それぞれの会社で曲の雰囲気が異なっていました。それをソニーが、「自分の会社で雇っている以外の作曲家に、曲を作って欲しい」と言い出したそうです。いろいろな作曲家とコラボレーションして、曲を生み出すときに、曲を提供された人たちは女性が多かったそうです。
その際に大ヒットしたのが、親しみやすく、人柄が可愛らしい女性たちでした。
そこで日本的なアイドル像として、
- 未成熟な可愛らしさ
- 身近な親しみやすさ
などに愛着を示す日本的な美意識を取り入れた独自の「アイドル」像が創造されたのです。(ちなみに海外のアイドルは男女問わず、かっこよくクールな印象だそうです。日本とだいぶ印象が違いますね!)
もしあなたが、日本で職場や学校で中心人物になりたい、仕事でソーシャルアイドルになりたいのであれば、可愛らしい人柄で親しみやすい人というキャラクターを発信をしましょうと福田氏は結論を述べました。(それなら年齢性別は関係なさそうですね!)
アイドル=女性なのか?
このように生まれた日本的なアイドル像は、女性の印象の方が強くなりました。なぜ日本的アイドル像は女性のイメージが定着しやすかったのでしょうか?
元来、女性は男性にはない『感動しやすい習性』『精緻なる感受性』を持つがゆえに、神子的な妹の力(いものちから)を得て、生きる力、幸福への道を伝えることができる。
民俗学者 柳田國男
もともと周りの人を幸せに導いていく力を持つ女性の特性は、アイドルにも同じような力があり、日本的アイドル像では、女性=アイドルの印象が強くなったと福田氏は言います。
アイドルを目指す理由

すでに廃刊になったある雑誌にこのような記事が載っていたそうです。
日本におけるアイドル隆盛時期は、不況の期間とほぼ完全に一致しているという分析もある。
WEBマガジン 月刊チャージャー
そして福田氏は、私たちがアイドルになるべき理由をまとめます。
- 感受性の高い女性は、周りを幸せに導く影響力とパワーを持っている。
- 不況とアイドル活性はリンクしている。
結論として、コロナの影響で経済が冷え込むと予想される中、アフターコロナはアイドル時代の再来の可能性が高い。不況になると人は心の拠り所として、絶対的な存在や圧倒的なカリスマが欲しくなるので、その存在になっていきましょう、と福田氏。
それを可能にするのがSNSでの発信。SNSが生活に浸透しているので、現実逃避できる存在として、環境より人を選ぶようになるのではないかと、予想して福田氏は前半をまとめました。
アイドルを目指すには?

後半は、アイドルを目指すには、どうすればいいか?という問いからスタートしました。
- あなたといえばこんなキャラ
- ビジョンの共有
- 常識に囚われない「非常識人」への道
それぞれ突き抜けると、最終的にアイドルになれるとのことです。1つずつ詳しくみてきましょう。
あなたといえばこんなキャラ

起業講座やビジネス講座に出ると「肩書きを決めましょう!」という講座があります。それも大事ですが、あなたという人柄を一言で表せるような、人としてのキャラクターが必要になると福田氏は言います。
個性×ストーリー性でキャラのキャッチコピーを作ると、それが浸透し個人を覚えてもらいやすくなり、仕事にもつながると話していました。(個性×ストーリー性・・・自分の場合はなんだろう?と思いながら聞いていました。)
ビジョン共有の明確化

周りの目を気にしないで、自分の壮大な夢や目標を公言するとみんなが応援してくれるようになる。それを逐一フォロワーさんに報告すると、自分も夢を追いかけている擬似体験ができるので、さらにその人を応援してくれるようになります。
夢や目標は叶わなくてはいけないものではなく、そこに対して挑戦している姿が素晴らしい。正直に自分の夢や目標を明確化して、SNSで発信してみましょう、と福田氏は言います。
ただ、一方でこんな注意も。夢や目標を公言するあなたに、ネガティブなことをいう人がいたら静かに距離を取りましょう。SNSは唯一、自分でコントロールできるメディアで、自分の応援して欲しい人だけを集めることができます。
自分にプラスがない人の視線を気にして、あなたがやりたいことを諦めたり、夢や目標を公言できないのはもったいない。SNSやリアルの人間関係においても、今一度本当に必要な人たちはどんな人たちなのかを理解する必要があると、福田氏は強い口調で付け加えました。
さらに福田氏は言います。多くの人が夢や目標を公言できず、夢や目標を公言できる人のサポートに回ります。あなたの人生は夢や目標を公言する側と、それをサポートする側とどちらに周りますか?
他人の人生を生きているのはもったいない。自分たちは幸せになるためにこの世に生を受けたんだから、夢や目標を公言しましょう、とまとめました。(私も叶わなかったら・・・と考えて、なかなか夢や目標を公言できないので、うっと言葉に詰まりました)
常識に囚われない「非常識人」への道

非常識人とは、モラルがない人ではなく、夢や目標を勇気を持って公言し続けたり、それに向かって歩み続けることができる人のこと。みんなで一緒に非常識人になりませんか?と福田氏は呼びかけました。
まとめ

福田氏は最後に、こうまとめました。
「あなたは世界で唯一無二の存在。周りの目より、気にするのは自分の歩みたい道。夢や希望を公言し、周りを幸せにするアイドルを目指そう!」
今回の講座は、最初「アイドル?」と思いましたし、「そんな別にアイドルにならなくても・・・」と消極的な気持ちで見ていました(すみません汗)
しかし、講義が進むうちに、アイドル関係なく応援される自分になるための講座だなと理解できました。講座後、私も恐る恐る自分の夢をストーリーズにアップしました!(ストーリーズっていうのがなんとも小心者っぽいですね笑)が全く反応はありませんでした笑。なんか自分だけが自意識過剰気味に人の目を気にしていたんだと思いました。硬く考えず、これからも自分の夢や目標をさらりと公言し続けていこうと思います!
これまでのフォーフレンズの記事はこちらから♪
https://selfmedia.club/for_friends/lecture-report/terminology202005-9/
https://selfmedia.club/for_friends/lecture-report/web-marketing202006-8/
https://selfmedia.club/for_friends/spicealevent-report/sns-middle/
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