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コンバージョン(CV)とは、Webサイト上でユーザーが行ったアクションや企業にもたらした成果です。
Webマーケティングの担当者やコンバージョンを実務で活用したい人に向けてここでは、コンバージョンの意味や種類、設定事例をわかりやすく説明します。
コンバージョン(CV)とは?
コンバージョンとは、Webサイトに訪問した人が行ったアクションです。企業から見ると、何かしらの成果や達成された目標を意味します。
なお訪問者数に占めるコンバージョンの割合は、「コンバージョン率(CVR)」と呼ばれます。コンバージョン率は、コンバージョン数を訪問者数で割ることで計算できます。
コンバージョンの種類7つ
コンバージョンと一口に言っても、様々な種類があります。ここでは、コンバージョンの種類を7つ解説します。
1) 直接コンバージョン
直接コンバージョンとは、広告や検索エンジン経由でWebサイトに訪問した人が、サイトから離れることなくコンバージョンすることを意味します。
2) 間接コンバージョン
間接コンバージョンとは、一度はサイトから離れたものの、再びサイトを訪問した際に行われたコンバージョンを意味します。ブックマーク経由で商品購入に至った場合などは、間接コンバージョンとなります。
3) ユニーク・コンバージョン
ユニーク・コンバージョンとは、訪問者単位で計上するコンバージョンです。たとえば1人の訪問者が複数の商品を購入したとしても、ユニーク・コンバージョンは1しかカウントしません。
4) クリックスル―・コンバージョン
クリックスルー・コンバージョンとは、ある広告をクリックした訪問者のうち、コンバージョンに至った数を意味します。何回にもわたってコンバージョンが行われても、それが同じ訪問者によって行われた場合、クリックスルー・コンバージョンは1となります。
5) ビュースルー・コンバージョン
ビュースルー・コンバージョンとは、ある時点では広告を見ただけでクリックしなかったものの、他の方法でWebサイトに訪問した際にコンバージョンに至ったものです。ビュースルー・コンバージョンは、広告が顧客の意思決定に与えた影響を測る上で有効です。
6) 中間コンバージョン
中間コンバージョンとは、最終的なコンバージョンには至らなかったものの、コンバージョンに至る可能性を示しているアクションを意味します。たとえば商品の購入がコンバージョンであれば、お問い合わせや会員登録などが中間コンバージョンとなります。
7) 最終コンバージョン
最終コンバージョンとは、顧客に達成してほしいアクションであり、企業から見た最終的なゴールとなるものです。商品の購入や有料会員への登録など、売上に直結するアクションを最終コンバージョンとして設定します。
コンバージョンの設定事例
最後に、コンバージョンの設定事例をいくつかご紹介します。
- 商品の購入・有料サービスへの登録
- 見積もりの依頼
- お問い合わせ・資料請求
- 無料会員への登録・試供品の申し込み
- セミナーへの参加申し込み
一口にコンバージョンといっても、売上に直結する商品購入や有料サービスの登録から、無料セミナーへの参加などさまざまです。コンバージョンを設定する際は、業種や業態に応じて適切な指標を選択することが重要です。
たとえば不動産やコンサルなどは一回あたりの単価が高いため、お問い合わせや資料請求をはさんだ上で商品やサービスの利用に至ります。そのため、中間コンバージョンとしてお問い合わせや資料請求を設定することが重要になります。
一方で、一度体験してもらうことが重要なビジネスの場合は、無料会員への登録や試供品の申し込みなどが重要なコンバージョンとなるでしょう。
まとめ
コンバージョンは、目標達成の度合いを測ったり、マーケティング施策の効果を測る上で非常に役立ちます。ただし実務で役立てるには、業種や商品の特徴、自社の目標に適したコンバージョンを設定することが大切です。
今回お伝えしたコンバージョンの種類や設定方法を参考にして、結果につながるホームペーほかジを作成してもらえると幸いです。
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