常に「今の自分が最高！」と言えるワタシをつくる、コンフィデンスデザイナー中井ミリーさん

2023年5月17日

1 自分の名前で勝負するために、自分を知ることが必要
2 一番苦しかった時に、心の支えになってもらえた
3 自分に合うものを模索するコミュニティ
4 #selfmediaで繋がったご縁が広がっている
5 「自分に必要なものは何か？」を見極める
6 女性が安心して語り合える場をつくりたい
7 #selfmediaからのお知らせ

「#selfmedia」のメンバーさんは、魅力あふれる個性的な人たちがたくさんおられます。この記事はインタビューを通じて、一人ひとりにクローズアップをしながら「#selfmedia」との出会いやコミュニティの関わり方などをご紹介していきます。第5回目は、コンフィデンスデザイナーの中井ミリーさんです。

コンフィデンスデザイナー　中井ミリーさん
エンターテインメント、スポーツ、報道、ファッション分野専門のマルチリンガル翻訳・通訳者。イメージコンサルタント。
15年前に日本へ移住してきた、日系ブラジル人。今までの仕事の他に自分ができることを模索し、活動の一歩を踏み出すため#selfmediaに在籍。今年から経済活動の柱を新たに立ち上げる予定。

自分の名前で勝負するために、自分を知ることが必要

ー：お仕事で大事にされていることはありますか？

ミリーさん：デジタル時代に突入してからハードスキルは誰でも身につけられるようになり、自分の強みであるソフトスキルを意識するようになりました。AIの台頭もあって、仕事と作業の違いを考えることは重要だと思います。

自身の生い立ちや経験、学び、コミュニケーションなどの個性がにじみ出るのが、ソフトスキルです。オンラインが主流になってもリアルなコミュニケーションはなくならないですし、相手の気持ちを読み取る、話に耳を傾ける、歩み寄る姿勢などがより一層求められるのではないでしょうか。

自分の名前で勝負するために、自分を知ることはとても大事です。「自分のことをどう発信していくのか」といった、スキルだけではないところを教えてもらえるのが、#selfmediaのチャームポイントだと思います。

一番苦しかった時に、心の支えになってもらえた

ー：#selfmediaとの出会いやエピソードを教えていただけますか？

ミリーさん：コロナ禍の2年目だった、2021年の夏の終わりに友人の紹介がきっかけで入会しました。自分にとって史上最悪の年で仕事がゼロになり、人間関係や自分を見つめ直す機会でもありました。また、主人が海外に単身赴任で2年近くずっと1人でしたし、更年期のタイミングもあって、心身ともにボロボロだったと思います。

オンラインやデジタルに慣れていないこともあり、入会して最初の3ヵ月〜半年はコンテンツの内容についていくのが精一杯でした。そんな中でも何のために入会したのかを思い出し、できる限り講座や勉強会に参加しました。

#selfmediaは気負うことがない、優しくあたたかなコミュニティです。内容についていけなくて焦ったこともありましたが、辛かった記憶はなく、皆さんと交流する楽しさは今も変わっていません。

#selfmediaで得た、一番大事なものは「ご縁」だと思っています。そのおかげで自分を整えることができ、大切な友人を得ることができました。一番苦しかった時に心の支えになってもらえた、#selfmediaでの繋がり。これはお金に代え難いもので、私にとって大切な財産です。

自分に合うものを模索するコミュニティ

ー：#selfmediaに入ってからの変化はどうでしょうか？

ミリーさん：自分に合ったメディアを模索して、音声メディアと出会いました。今年の2月からスタートして、毎週金曜にポッドキャストで配信をしています。始める前までは大変でしたが、やってみると楽しいものですね。

自分の名前や言葉で発信できる時代だからこそ、本当の自分であるべきだと感じています。音声配信で自分のことを一番出した回の反応が思いのほか多く、私の中で手放しできたことがあります。

「人にどう思われるか？」に気を取られて、配信内容を考えるというのを捨てることができました。周りの目が気にならなくなり、本当の意味で「自己受容」できるようになったのだと思います。

自分が自分を受け入れることが一番大事であり、受容するのは自分一人でもいいんです。自分を受け入れているから、人に受け入れられたいと思わなくなりました。そして、受け入れられることより、選ばれたいと思うようになりました。

自分を受け入れ、自分が心から好きなことをやり、結果的にお金がついてくるのが理想だと思います。なので、自分が楽しめているかどうかに尽きます。

稼いでいるから価値がある人ではなく、価値あるものを提供して好きなことをやって人に喜ばれているから価値があるはずです。

#selfmediaで繋がったご縁が広がっている

ー：#selfmediaの活用方法を教えていただけますか？

ミリーさん：デジタルに詳しくない方やオンラインコミュニティが初めての方は、#selfmediaを主宰する福田さんのコラムを欠かさず読むこと。そして、コミュニティ内の講座にできるだけ参加することです。

また、メンバーさんとの交流でオンラインの繋がりをつくっていくことも大事です。私は直感にしたがって自分から繋がり、コメント交流などで仲良くなった方には、なるべくリアルで会うようにしています。自分から取りにいかないと来ないですから。

#selfmediaでのご縁から、どんどん繋がりが増えていきました。おそらくリアルでは会えなかったご縁で、自分の世界が3倍くらいに広がった気がします。

過去の自分はもういなくて、自分次第でいくらでも変化できると思います。様々なしがらみや思い込みなどのいらないものを捨てられる心境で、変化を楽しんでいる感じです。

「自分に必要なものは何か？」を見極める

ー：#selfmediaに約1年半ほど在籍されて、改めて感じることはありますか？

ミリーさん：最初は戸惑って当たり前なので、#selfmediaに入ったばかりの方は簡単に諦めないでほしいと思います。今まで知らなかった世界は全てが新鮮で、ハードルが高くて普通です。

そんな中でも、自分の立ち位置を知るのが大事だと思います。
「自分はどうありたいのか」「どういう活動をしていきたいのか」など、入会して半年〜1年くらいで大体見えてくるはずです。

そして、自分に必要なものが見えてきます。
#selfmediaのコンテンツは数多くあり、全部やろうとすると時間的に難しいです。価値ある情報をコミュニティ内で提供してもらっていますが、今の自分に必要かどうかを見極めましょう。

そのためにも、自分を知ることがとても重要です。活動や働き方などのクセは人それぞれあり、自分の特性を受け止めて把握することが、周りに振り回されない活用法だと思います。

#selfmediaは、図書館のような感覚ですね。膨大な情報の中から自分の心に響くものを選択するイメージで、それを許容してくれる土俵があります。

女性が安心して語り合える場をつくりたい

ー：今後の目標や活動予定を教えていただけますか？

ミリーさん：自分の内面を外見に反映させる、ビジュアルアイデンティティのワークショップをやりたいと思っています。自分の外見はコミュニケーションツールの1つだと考えており、特に仕事を持っている人にとっての外見は、2枚目の名刺のようなものだと思います。自分らしく楽しく整えられるサービスを提供したいです。

あと、自分らしく生きるオトナ女子たちが集まるコミュニティの立ち上げを考えています。女性がタブーなく垣根なくジャッジされることのない場所。いろんな属性を越えて心で繋がっている人たちの集まりで、安心したカタチで女であることを語り合える場にしたいです。

未だに女性に対しての縛りや偏見があるように感じていて、様々なものを女性は背負っています。それを全部脱ぎ捨てて、ただの一人の女・人間として思いの丈を話したいですね。

ー：私もそのコミュニティに入りたいと思うので、楽しみにしています！この度はお時間をいただきまして、ありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願いします！

中井ミリーさんについてはこちら
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▶︎音声配信

■編集後記
ミリーさんとは、私もご縁を感じています。昨年にリアルでお会いしてから、タイミング良く何度か女子会をして、その度にミリーさんの魅力に惹きつけられている一人です。今回のインタビューでも、ミリーさんの言葉一つひとつに共感と感銘、たくさんの勇気をもらえました。私のようにまだ自己受容ができていない方、これから自分の名前で活動していきたい方へ、ミリーさんの想いが届きますように。そして、ミリーさんの輝かしい未来を応援しています！

Text：西脇彩子