スマホ完結!!プロモーション動画制作合宿 in沖縄!!
2020年3月10日
目次
「脱・素人感!」をテーマに、動画制作の合宿を敢行!
プロに教わる、動画を撮る際に意識すること、実際のスキルを1泊2日で学び、自身のプロモーション動画を、撮影から編集、アップロードまでを、スマホだけで完結させる。
Day 1
1.Opening Session(担当:少年ちゃん)
2020年からの5G時代の動画の流れと、「脱・素人感!」の重要性について
これからは、多くの企業や個人がYouTubeチャンネルを開設し、動画でのPRを主にしていく時代。
5G時代になり、動画の扱いがより手軽になることも1つの背景と言える。
そんな、たくさんの動画がより溢れるようになる時代の中、いかに自身の動画を他者に見てもらえるかが重要となってくる。
この合宿では、プロさながらの知識やノウハウを学び、クオリティの高い動画でのプロモーションができるようになる事を目標にしていく。

2.翌日のロケーション紹介(担当:眞榮城さん)
海や山などの自然系、アメリカの雰囲気を感じることができるエリア、遺跡などのスピリチュアル系
自分の動画のイメージに合う場所から、どこに行きたいかを考える。
3.1st Session PV動画作成・事前準備編(担当:イトウケンタさん)
情報発信の前に考えるべきこと
ターゲットと感情を決める
動画は、感情を共有したり、感情を動かしたりがしやすい。
どんな人に、どんなことを感じてほしいか?をしっかりと考える。
例)30代子育てママに、時短で美味しい料理が作れる楽しさを知ってほしい。
YouTube上で見込み客とどう接触するか?
再生リストを作成する(インスタで言うハイライト)。いくつかの再生リストは「この再生リストを全て見ると何が得られるのか?」をデザインしておく。
関連動画(SEOのトークセッションにて詳しく説明)

動画の撮影前に確認しておきたい、機材や撮影環境
動画でも写真でも大事なのは「光」
光の「方向」、「角度」で雰囲気がガラッと変わる
前後上下横、どこから光を当てるか
カッコよく撮るなら角度をつける
- 太陽を背に逆行を利用する。
- 真横から光を当てて顔に影を作る。
優しく撮るなら満遍なく
- 2つ以上の光で影を減らす。
- 1つの光なら斜め上、斜め横から当てる。
太陽光でも曇りの時は優しく映りやすい(雲が光を分散してくれる)
撮影環境でどこまで調整できるかチェックしておくとよい
機材の前準備はとにかく「充電」
準伝切れが一番悲しい。フル充電しておくと、予備のバッテリーを用意する。
Work
5W1Hで、動画の方向性を考えよう!
- Why:なぜこの動画を作るのか?
- What:この動画では何を伝えるのか?(何を感じてほしいか?)
- Who:誰に向けた動画を作るのか?
- When:いつ動画を見せるのか?
- Where:どこに動画を掲載するのか?
- How:どうやって動画を作るのか?
4.2nd Session PV動画作成・実践編(担当:安藤さん)

素人っぽい動画の特徴
- 手ブレしている
- 白飛びしている(光の設定が甘い)
目的を絞る
「商品を買ってもらう」「WEBページにアクセスしてもらう」「会社を知ってもらう」など一番の根本的な目的は何か?を考える。
目的を分類する
- 商品認知up
- 商品購買up
- 理念認知up
- 理念共感up
大別してこの4つ。自身の目的をどこに分類するかも把握しておく。
連想する
例えば、元気さを表現したい時に、「元気→明るい→太陽→赤い→トマト」
などのように、そのワードから連想されるものが、何かのアイテムで表現できないか探す。
流れを書く
何を中心に訴求するかによって流れが大きく変わる。
ストーリー?雰囲気?商品?文章?インパクト?
例えばストーリーにするなら、起承転結を意識する(あまり作り込まなくてもいい)
長さを決める
プロモーション動画は、長くても3分以内が理想。
商品認知up、理念認知upは15秒~2分
商品購買up、理念共感upは1分~3分
時系列に区切る
- 大まかなパートごとの長さを決めて、時間を配分する。
- 細かいカットをイメージしながらカットを配分する。
現場で絵コンテから大きくずれることもある。大切なのは、どう言う画が必要かを認識できること。
撮影前の準備
被写体
- 外面(メイクや髪型など)
- 言語(セリフやナレーションなど)
- 動作(実際の動きのシミュレーション)
- 役設定の理解/感情の準備(情景をイメージしておく)
- 撮影者とモデルの意思疎通。
撮影者
- 解像度とフレームレートの設定。
- 絞り、シャッタースピード、ISO感度の設定。
- 構図や、カメラのポジション、アングルなどを確認する。
音声選択
音声の効果
- イメージ誘導(体験、経緯に紐つけて動画の雰囲気を表現する)
- 感情誘導(曲調や歌詞から、喜怒哀楽を呼び起こす)
- 記憶定着(音に紐ついて、印象に残りやすくなる)
音声選択のポイント
- 作品の中核とズレないものを選択
- 目的を表現するメインツールを意識
- 最初の10秒を最も意識する
- 1発OKは求めない(使えそうな音源は少し広めに集める)
- 著作権に注意(申請場所や調べ先を確認する)
Field Work1
学んだ知識や撮影のテクニック等を、実際に外に出て実践。

編集のやり方(担当:少年ちゃん)
今回はVLLOという動画編集アプリを使用。
動画の繋ぎ方、音声やテキスト、エフェクトなどの入れ方を、アプリを触りながら、全員で確認。
YouTubeへの動画のアップ方法(担当:伊藤)
YouTubeは、Googleが提供しているサービスのため、まずはGmailアカウントを取得する。
その後、取得したアカウントでYouTubeにログインする。
ログイン後、まずはカメラのアイコンをタップし、アップする動画を選択する。

次に、アップする尺を決める。(最初から最後までアップしない事はないと思うので基本触らない。)

画面右上の「次へ」を押し、動画のタイトル、公開範囲を決め、同じく画面右上の「アップロード」を押すと、アップができる。
YouTubeのSEOに関するトークセッション(担当:少年ちゃん、イトウさん)
SEO(Search Engine Optimization)
検索をした時に、自身のサイトやコンテンツが検索の上位に来るように行う対策、手法のこと。YouTubeについても、このSEOがある。
1時間のトークセッションを、音声動画にてお楽しみください。
気付けば夜は20時を回っており、一同お腹がペコペコ…
眞榮城さんおすすめの鉄板焼き屋「sam’s」に行き、明日へのエネルギーをチャージ!
お肉に魚介を堪能し、1日目は終了。

Day 2
Field Work2
2日目は、3グループに分かれてロケへ。
自然や遺跡、ラグジュアリーな建物など、思い思いの場所を訪れて自身の動画素材を収集。


会場に戻ってからは、それぞれ編集に没頭!
ご自身の活動やお仕事で使用するプロモーション動画、どんな作品になるのか楽しみです!
作成後は、できた動画の鑑賞会を行い、最も優秀だと思った方を投票で決めました!
1位に輝いたのは、限りある資源を自然の映像と共に表現され、ご自身の会社のPRへと繋げられた、松尾幸一さんでした!松尾さん、1位受賞おめでとうございました!

1位を獲得された松尾さんの動画はこちら
松尾さんは、福岡市内を拠点に、復元・修復・補修をメインに行われている、リフォーム業者様です。公式HP「Dr.直し屋福岡博多店」もぜひご覧ください!
最後は、参加者の皆様全員で記念撮影!(ちなみに、「#」のポーズ)

総評
沖縄という、どこにカメラを向けても画になる環境で、皆様ご自身の望む画を積極的に撮られていたと思います。
新型ウイルスの影響もあり、臨時休館をする施設があったり、いつもより人の出も少なかったようですが、合宿が無事に終わった事が、まずは何よりだったと思います。
ご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました!
学ばれた事を、今後のご自身のお仕事や活動で活かしていただけたらと思います。
今回は残念ながら参加ができなかった方、次回の合宿でぜひご一緒しましょう!
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講師紹介
今回講師を務めていただいた、お二人のサイト等もぜひご覧ください!
イトウ ケンタさん
公式ブログ「パーソナルクリエイターイトケンのブログ」
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安藤 大嗣さん
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