【レポート】#selfmediaアカデミーフェーズ5「マーケティング実践講座」
2021年9月9日
目次
アカデミーの内容
講座カリキュラム
マーケティングとは?
マーケティング、広告、ブランディング…よく耳にする言葉ですが、私は、その違いを明確に言語化できていませんでした。改めて講義で一つ一つの言葉について事例を挙げて説明され、違いを認識することができました。
また、マーケティングができるようになった時のメリットについて大きく7つ挙げられており、それは、売上が上がったなど自社目線の話だけではなく、いずれも根底はユーザー目線に立ったものでした。
初回講義後の宿題は競合との比較シートと自分・自社の強みシートの作成です。
サービス内容を競合と比較することはありましたが、今回は強みまで競合と比較して客観視できたので、自分の強みがより明確になったと同時に弱みも明確化することができました。最初の段階でそれを明確にできたことで、残りのアカデミーの期間で何を強化したらいいのかが見えてきました。
あなたの商品は誰が求めているのだろう?
一回目の講義でマーケティングでは、「誰に」「何を」「どのように」伝えるかを明確にしなければならないことがわかりました。まず「誰に」を明確にすることで、「何を」「どのように」が描けるようになってきます。
今回はその「誰に」の顧客の解像度をあげるための内容でした。
まず顧客の解像度をあげるメリット、そしてペルソナとターゲットユーザーの違いについて理解しました。ペルソナではなく、ターゲットユーザーを作成するため、年齢、職業などそれぞれの項目に幅を持たせて作成をします。今回の課題は「ターゲットユーザー分析シート」と「共感マップ」の2つのワークでした。「共感マップ」はターゲットユーザーの感情的な部分まで分析するので、2つのワークを一緒に行うことでより顧客への解像度と理解を深めることができましたと感じました。
理想の購買ストーリーをイメージしよう
2回目の講義で「誰に」「何を」「どのように」伝えるかを明確にしていきました。そしてもう一つ忘れてはいけないポイント!そう、それは「顧客の購買ストーリー」です!商品やサービスを知って購買するまでの「行動」「思考」「感情」などのプロセス(カスタマージャーニー)を知って、施策を考えることが大切です。
講座では、♯selfmediaの例を挙げながら、カスタマージャーニーの作り方を学びました。
その中で勉強になったのは、認知度、認知のされ方、緊急性の高さなどの違いによって、販売する側からのアプローチの仕方は変わってきます。また自社の強みが、本当に顧客にとってメリットかどうかも見えてきます。
今回の課題で自分のサービスのカスタマージャーニーを作成したことで、自分が提供すべきコンテンツや発信する手段、CTA(促したい行動)、KPI(アクセス数など数値で測れる目標設定)を整理して図示化することができました。
より多くの人に知ってもらうためには、自分の努力だけでは届けられない範囲に届くようにする必要があります。そのためには、他の方の力を借りなくてはいけなく、口コミやSNSなどが大きな役に立ちます。
口コミやシェアを自主的にしてもらうためには、ビジュアル要素を工夫して「映え」を作ることも一つですが、何より欠かせないのは「予想以上のユーザー体験を提供する」ことです。
今回は「予想以上のユーザー体験を提供するための手順」を考えるプロセスについて学びました。
まず認知から購入まで、それぞれの段階でのユーザー体験とその時の心情(実際の感想など)を挙げていきます。
次に挙げた現状を見て、もっとできることなど理想を考えていきます。
その現状と理想のギャップを埋めていくことがユーザー体験の質を上げることに繋がっていくことがわかりました。無形サービスを扱っている私は「映え」で勝負できない分、改めてユーザー体験の質を見直す機会となりました。
適切な施策を自分で立案できるようになろう
商品・サービスに対して今すぐ必要としているのか、それとも今すぐ必要ではないのかによって、効果的な情報や宣伝の仕方が変わってきます。この回は段階に応じた施策の立て方を学びました。(マーケティングファネル)
施策を打つために必要なマーケティング用語の解説がありました。リタゲ広告、リスティング広告、コンテンツマーケティングと広告の違いなど、実際の例をもとに理解していくことができました。
課題では自分がしている施策を表にまとめ、現状の施策が適切なのかを見ていきました。そのあとに前回作成したカスタマージャーニーをもとに理想的な施策を考えていきました。実際の労力や予算なども考慮していくので、かなり現状と向き合うことができました。
売上、集客をUPや安定させるためには?
売上といえば、ざっくりいうと商品・サービスの価格×購入数なのかもしれません。でもこの回ではそこをもっと細分化したものを教わり、それを自分のサービスに当てはめて数値化していきました。
購入数の背景には成約率だったり、新規だったりリピートだったり色々な形がありますし、価格も定期購入なのか単発購入なのかによって数的価値が変わってきます。
また成約率を上げるために廉価版を提案する(ダウンセル)、客単価をあげるために併せて購入してもらえるもの(クロスセル)、あるいはより上位のもの(アップセル)を用意するなどの商品づくりや、売上を安定させるために月額や定期購入を導入するなど、ただ購入数だけにフォーカスすればいいわけではないことが分かりました。
実践 薬膳の事業を拡大するには?
全6回の講座、そして♯selfmediaで学んだ知識を生かした実践の場でした。
1回目は私、首藤の事業を題材に取り上げていただきました。簡単に事業と課題を説明しますと、ストアカで薬膳のレッスンをしておりますが、現状入門講座まで開講しています。(2021.7月現在)その入門講座を受講してもらうための導線づくり、また現存の講座に続くサービスがどのような形だと売上アップや安定に繋がるのかが課題でした。
当アカデミー以外にも♯selfmediaメンバーにも参加希望者を募り、18名もの大所帯でディスカッションできました。様々な角度・視点からの意見がでて、非常に活発なディスカッションとなりました。
実践 飲食店でのネットショップを広げるためには?
2回目の実践会は飲食店でした。コロナの影響で通常営業だけでは非常に厳しい現状、また通常営業もままならない状況です。そうなると在宅時間が増えた背景を利用した「ネットショップ」が選択肢に挙がってきます。とは言え、ネットショップを立ち上げただけで売上が上がるわけではありません。
では、一体どうすればいいのでしょうか?というのが今回の議題でした。
そのためには店舗の顧客層、お店の特色・強み、メニューの売りはもちろんのこと、この状況ですから予算や労力も無視できません。また即売上に繋げたいのか、継続的に売上を作りたいのかで施策も変わってきます。難易度は高かったのですが、かなり良いトレーニングになりました。
まとめ
毎回の講義・課題ともに内容が充実していたお陰で、自分の事業を今までにないほど深く分析して客観視していくことができました。質問や課題に対する講師の松井さんのフィードバックもかなり丁寧で、コンサルティングを受けているような感覚でした。
3か月はとてもハードでしたが、課題に取り組んだことで自分の強み・強化したいポイント、施策プランが見えてきました。そして個人的には新しいサービスがリリースできました。
これからも今回得た視点をもとに事業を発展させていきたいと思います。
3か月間本当にありがとうございました。
薬膳梨楽
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https://www.instagram.com/mari_yakuzen
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