【レポート】#selfmediaアカデミーフェーズ1 ブランディング講座
2020年4月23日
こんにちは!
ブランドクリエイター、マーケティング・ディレクターのはやま紺です。
さて先日3ヶ月の講座が終了しました。
講座案内の詳細はこちらから参照下さい!
3ヶ月の講座を振り返りレポートをお届けします。
カリキュラム別に自分軸を整えていく
この講座では、自分のオリジナルのポートフォリオを作成し、
無理せず自然体で自分を売り出すことができるように講師2人がサポートする講座です。
私たち講師の担当を説明させていただくと
前半は、コミュニティデザイナーの眞榮城雅子が担当する
「自分の価値を掘り起こす、ブランドの核作り」を前編と後編でお伝えしていきました。
具体的には
第1回目の前編では
「あなたのヴィジョンとミッションとは?」をメインに
ご自身を深掘りすることで
内側からワクワクするキーワードと
外から喜ばれているキーワードを整理していきます。
第2回目の後編では、
これらの強み(プッシュポイントやパワーポイント)
をご自身のサービスと絡めて考え
ご自身が仕事をしていきたい
ご自身のサービスを届けていきたい
相手=お客様のイメージを
明確化していきます。
そして後半は、ブランドクリエイターはやま紺が担当する
「自分の価値を売り出す、伝えるツールとフィールドをセット」を
前編と後編でお伝えしていきます。
自分を深掘りし、次の行動は、社会との接点です。
内面を作ったら外側に向けて、どう価値を売り出すか。
伝えることにフォーカスしていきます。
私自身、会社員時代も入れて400人のクライアントに会ってきました。
失敗もたくさん経験したことで、わかってきたこともあります。
そんな背景から
伝えるツールを視覚的に理解していただくために
たくさんの事例をご紹介させていただきます。
「ブランド」への理解
「自分の価値を売り出す、伝えるツールとフィールドセット」では、
ブランディング観点から思考を整えていく内容へとシフトしていきました。
例えば
「ブランド化された自分を生きる 」とは
他の人が望む形=演じる
私はコリン星の世界から来た不思議ちゃんです。
自己創作のお姫様キャラクターです。
「生きたい自分をブランド化する」とは
「社会のストレスをなくす世界はいかがですか?
これが私の世界観です。」
この違いはなんだろうか?
前者は
「ブランド化された自分を生きる 」で
自己創作のお姫様キャラクターを作ったタレントのOさん
当初は、注目されて関連商品が多く売れて一気に人気を集めましたが
結果的に最後は「限界」を暴露することになります。
「ブランド化された自分を生きる 」は
理想するイメージで美化された自分を演じることになってしまい
やがて時間とともに疲弊して、継続することが困難になってきます。
多くの人が、この例題で、
「いやーこんな風になりません」と口を揃えますが、
初めて自分を深掘りする言語化に
ちらほら気がつかないでやっていることがあります。
自分の内面を見つめる、深掘りした際に
最初は自分にとって都合の良い言葉を選んでしまうことが多く
そして、美化が進んでしまうと
知らず知らずに、「他の人が望む形=演じる」をやってしまう事が起きがちです。
自身も、当初はまさにこの罠にはまり
結構苦しみました(笑)
後者は
「生きたい自分をブランド化する」に思考へシフト
「自分らしいブランドへ近づく」ことは、世界観を形成していく事です。
冒頭でも紹介させていただいたように
「無理せず自然体で自分を売り出すことができる」考えは、
世界観の共感で人が集まり、
LTVアップで得られる効果が狙いやすいのです。
LTVとは、Life Time Value(ライフ タイム バリュー)の略で、「顧客生涯価値」と訳される。
一人、あるいは一社の顧客が、特定の企業やブランドと取り引きを始めてから終わりまでの期間(顧客ライフサイクル)内にどれだけの利益をもたらすのかを算出したもの。
他の人が望む形=演じるキャラは、
長期的な生産に、自ずと「限界」がやってきてしまいますね。
社会との接点が現実味を帯びる
後編は、マーケティングに特化した授業に突入します。
「ブランド」を「どのように広めていくか」が重要になってきます。
つまり
「何を誰に」=形成ステージ(世界観・ブランド基盤)
から
「どのように」=行動ステージ(マーケティング・可視化)
とマーケティングの方向性を決めることができます。
がむしゃらに、自分の商品・サービスを売り出しても
なかなか上手くいかないのは
「価値の具現化」と「刺激の設計」が、できていないのが大半です。
「価値の具現化」は、ブランドの価値を、
アイディアなどに具体的な形を与え、見えるようにします。
ロゴやカラー、キャッチコピーと様々なことに例えていきます。
「刺激の設計」は、消費者・顧客と接触する機会です。
商品・サービスのモニター、飲食での試飲や試食会、イベントなど、
ブランドを知ってもらうための行動です。
現代はモノが溢れかえっているが故に、
選ばれにくい時代であるのは当然に
「コト付きのモノ」の選択肢へと変わってきています。
つまり、今の世の中は、サービス · 商品が売れる以前に、
選ばれることのハードルが格段に高まっている時代に突入しています。
顧客は、経験値、知識、体験と「コト付きのモノ」を優先的に考えるようになり、
そこに、対価が支払われるようになってきました。
消費者・顧客がポートフォリオを読んだ時に、
どんな価値提供を仕掛けていくか、
この回はかなり、白熱とした講座風景でした。
最終回は、講師2人の共同講義
5回目・6回目の講座は、
受講者が提出をしたポートフォリオのフィードバック大会!!!
リアルタイムでの参加率も上がり、
「どのようにポートフォリオを仕上げた」かに注目が集まってきました。
自分の内面を言語化し、ポートフォリオシートに落とし込む。
コミュニケーションの観点から眞榮城雅子が
ブランディングの観点から私が、
ブラッシュアップも兼ねて、添削をさせていただきました。
言語化作業を繰り返し行ない、
ビジュアル化(ポートフォリオ)に落とし込むと、
初めて「自分がこんなことしたかった」と着地点を感じる人も少なくありません。
自分軸を作るというのは
繰り返し、繰り返し、言語化する作業を行い、
最終的には
他者へのヒアリング、フィードバックを通して仮説で構築したものが
本当にしっくりくるのか検証することをお勧めします。
最終の個別相談では、
多くの人が、自分の価値を改めて考えていく、質問が寄せられて、
少しでもお役に立てたことが嬉しかったです。
受講生の今後の活躍が
SNS、ホームページ、ブログでお目にかかれることをとても楽しみにしています。
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