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#selfmediaメンバーさんを深掘り! プリザーブドフラワーの加工を手がける、小松ルミさん

2023年6月5日

#selfmediaメンバーさんの中からゲストをお呼びして、その方の仕事や活動などを深堀りし、今後の目標やチャレンジを応援するコンテンツ「The Spotlight」。今回のゲストは、フロムネイチャー代表の小松ルミさんです。

プリザーブドフラワーを始めとした、お花の専門店を経営して17年目。レッスンやオーダー、アーティフィシャルフラワーからプリザーブドフラワーまで、お花全般のサービスを提供されています。また、花嫁さんのドレス選びやウェディングブーケといったお花にまつわる事業を幅広く手がけておられます。

熊本のプリザーブドフラワー専門店「フロムネイチャー」
https://www.fromnature.jp/

小松ルミさん

「プリザーブドフラワー」を、皆さんご存知でしょうか?

プリザーブドフラワーとは、生花を長期間楽しめるように保存加工を施したお花です。プロポーズや還暦など、お祝いのお花を残したいという方がルミさんのところに駆けつけています。

ルミさんが、なぜこの活動を始めたのか? ご紹介していきます!

作ることや洋服のコーディネートが好きな活発女子

ルミさんは、男の子とケンカするくらい負けず嫌いで活発な性格。絵を描いたり手芸をしたりと作ることが大好きで、没頭し過ぎて親に注意されるほど。

小学校の頃は制服がなかったので、毎日どの服を着て行こうかと、色や洋服を組み合わせて考えることが好きな女の子だった。

まさに今の仕事に繋がる才能を、幼少期の頃から存分に発揮していた。

女の子からモテるファッションリーダー!

誰かがいじめられていたら助けに行くくらい男っぽい性格だったので、女の子からモテていた。バレンタインデーの時は、彼氏よりも女の子からチョコレートをもらっていたそう。

中学生の頃、スカートの丈が規定より1センチほど長くて怒られたことに腹を立て、短く切ってミニスカートに。

すると、学校中でミニスカートが流行する。短さの規定がなかったので、先生は注意できず。その頃から、持ち前のカリスマ性があったのだと思う。

ターニングポイント

ターニングポイント①:結婚→出産→離婚

結婚前は、臨床検査技師として研究所に勤務。その頃から花嫁修行としてフラワーアレンジメントを習い始め、第一子出産後に資格を取得し、家でフラワー教室を始める。

そして、第二子を妊娠していた時にプリザーブドフラワーを知り、熊本から大阪まで受験しに行くというバイタリティのあるルミさん。出産後にプリザーブドフラワーを本格的にやろうと決意した。

初めは主婦をやりながらできたらいいなと思っていたが、離婚をキッカケに自分が子供たちを養っていかないといけない状態になる。

片親だからという理由で「教育の機会を子供たちに与えられないのは絶対にイヤ! 大学までは絶対に出す!」という気持ちで、自分を奮い立たせる。

ターニングポイント②:熊本地震

最初はお花だけの注文だったが、ウェディングドレスも手がけるようになり、事業として順調に進み出したタイミングで熊本地震が起きる。

店舗は営業ができないくらいグチャグチャになり、周りも日々生活することで頭がいっぱいで、お花どころではなかった。

絶望的な状況の中でも世の中は待ってくれないので、やれることをやるしかなかった。

被災した人々は気持ちが沈んでいるのではないかと思い、以前からやっていたカラーセラピーをFacebookで募集し、みんなでお話をしたり励まし合ったりする日々を過ごす。

当時はお店のスタッフもいたが、店舗の家賃を払うだけでも精一杯だったので、1人でやる決心をする。

ターニングポイント③:コロナ禍

お店の立て直しをしている中、コロナ禍の到来。人を集められないためレッスンができなくなり、結婚式も延期になる。コロナによってお祝いの場が開催されず、お花の出番がなくなった。

打開策を模索していると、花言葉をつけた花束を渡すのが流行し、プロポーズにお花が使われるようになる。記念のお花を枯らしたくないという想いから、プリザーブドフラワー加工の注文が入った。

プリザーブドフラワー加工の注文が全体の1割にも満たなかったが、今は全体の8割以上を占めるようになっている。

キレイに仕上がる感動は、言葉にならない

仕事のやりがい

ルミさんは、お客様のドレス選びから同行することもある。半年以上かけて準備を進めていくと、花嫁さんの表情が徐々に変わっていく。その様子を見ていると、グッと気持ちが入り、結婚式の当日を一番キレイな状態で送り出してあげたいという気持ちになる。

最高の状態で結婚式を迎えることを想像して、似合う色やドレス、髪型を引き出すことが自分の役割だと自負している。

参列者の皆さんから「素敵だね!」と言ってもらえるお姫様になってもらうことが、ルミさんの願い。実現できた時は自分の娘をお嫁に出す気持ちになり、感動がいつも溢れるそうだ。

プロポーズのお花も、お客様が持って来られる花束ごとに顔がどれも違う。同じバラの花だとしても、同じバラの花束はない。

だから、花嫁さんを見送る時と、プリザーブドフラワー加工をして送り出す時は同じ気持ちになる。

前職の経験と職人レベルの手間

ルミさんの前職は、臨床検査技師。その頃に培った細胞標本染色法での経験と知識が、生花を一輪ずつプリザーブドフラワー加工する技術にも活かされている。

また、プリザーブドフラワー加工した花びらを一枚ずつ、手でシワを伸ばしていくという心のこもった手間も加えられている。

前職の経験と職人レベルの細かなこだわりで、他とは圧倒的にクオリティが違うと評判を呼んでいる。

ルミさんのチャレンジ

ルミさんのチャレンジ

プリザーブドフラワー加工は20年くらい前に海外から入ってきたもので、まだまだ知らない人が大勢いるそうだ。

「大切なお花を残したいという気持ちがある方に向けて、お手伝いをしていきたい。まずはプリザーブドフラワー加工の認知度を上げていく活動をもっとしていきたい。」

そのために店舗を改装してスタッフを増やしていきながら、活動の幅を増やしていきたいと考えているルミさん。

「ゆくゆくは、女性が輝くサロンをつくりたい。カラーセラピーや脳美容などのお役に立てるものもあるので、様々な状況に置かれている女性が輝ける場所を作っていきたい。」

ルミさんの女性を輝かせる活動は、これからも続いていく。

▼小松ルミさんのInstagramはこちら
https://www.instagram.com/rumikomatsu

編集後記

幾度となく試練に直面しても悲観的になるのではなく、その時にできることを全力でやる姿勢が未来を切り開いていくのだと思いました。

ルミさんの細部までのこだわり。やらなくても問題はないけれど、花びらを一枚ずつ整えるひと手間が、職人でありプロだと感じました。

自分のサービスとお客様に本気で向き合い続ける、ルミさんのこれからを引き続き応援しています!

Text:植田大貴
編集:ふたつぶ広報

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