メディアオーナーに聞こう!

「インスタグラムで新しいお友達を増やすには?」メディアオーナーに聞こう!三人目:菓子とパン 大楠

大楠の外観

 

福岡県糸島市二丈。海が見渡せる小高い場所に、1軒のパン屋さんがある。

お店の名は「菓子とパン 大楠」。

ひとたび新商品をインスタグラム(通称、インスタ)で紹介すると、店内はその商品を買いに来られるお客様の笑顔で溢れる。

まるでお手本のようなSNSの使い方に興味が湧き、今回インタビューを敢行。

「菓子とパン 大楠」さんが、県外からの集客にも成功した、インスタグラム活用術とは?

 

 

童話の世界に憧れて…

大楠玄関入り口

 

ーー:パン屋さんは、どのようなきっかけで始められたのですか?

みどり氏(妹):ずっとお菓子屋で働いていたんですけど、当時パン屋さんで働いていたお姉ちゃんと一緒にお店がしたいと思っていました。

 

ーー:おふたりとも、別々の場所でお勤めされていたんですか?

みどり氏:はい。パン屋さんとお菓子屋さんとして、別々のお店で働いていました。

もともと糸島に居たわけではなく、福岡市に住んでいました。でも、お姉ちゃんが「海が見えるとこでお店をしたいねっ!」と言ったので、一緒に糸島市に引っ越してきました。もう14年ぐらい経ちますね。

 

ーー:お菓子屋さんやパン屋さんをやりたいって思われたきっかけは何だったのでしょう?

みどり氏:私は、子どもの頃に童話とか外国のお話が好きで、そこに必ずお菓子が出てきてたんですよね。「どん味なんだろう~!?食べたいな~!!」といつも思っていて、そのシーンにワクワクしていんです。

頭の中で「食べたいな~」って想像していて、いつしかそれを「作りたい」と思うようになったのがきっかけでした。

美保子氏(姉):私の場合は、「パン屋さんになりたい!」といった夢があったわけでは無かったです。ただ、家の近くにパン屋さんができて、アルバイトの募集をしていたので、「行ってみるか~!」と行動したのがきっかけです。

栗かぼちゃタルト

ーー:いざ、お菓子屋さんとパン屋さんで働かれてみていかがでしたか?

みどり氏:楽しいですね。好きなことなので。
体力的にはきついこともあるんですけど、幸せですね

美保子氏:私はフランクな感じで入ったんですけど、働いているうちにお店の方に「お前、仕込みやってみろよ!」とお声がけいただき、やっているうちにどんどん面白くなっていって、のめり込んでいきました。

 

 

糸島市ならではの苦労も…

クロワッサン

ーー:糸島でパン屋さんをされていて、苦労されたことはありましたか?

みどり氏:オープン当初は、近隣に飲食店などのお店が少なくて、業者さんがなかなか来てくれなかったんです「こんな田舎の小さいお店の為に材料を運ぶ気はないよ!」って。はっきりと言われました。

美保子氏:今では近くにたくさんお店ができたから、業者さんがバンバン来てくれますけど。

 

ーー:お店のオープン当時は、お客さんを呼び込む為の計画などはどのようにされていたのですか?

美保子氏:考えたり、リサーチしたりすることは全然してないんですよね。相談した方には、怒られるぐらいなにも勉強してなくて、「計画立てなさい」っていつも言われながらも、「はいはい」ってここまできました。笑

 

ーー:当時、お客様が最初に来店されるきっかけは、なんだったのでしょうか?

みどり氏:糸島市は今よりもっと人口が少なかったので、私たちのお店ができた時、珍しさもあり、来てくださったようです。

一応、小さな張り紙はしていたので、それを見て来てくださったみたいなんですけど。

 

ーー:現在では、1日に何人ぐらいのお客さんがいらっしゃるのですか?

みどり氏:1日に20〜30人くらいのお客様が来てくれます。それこそ、最初はお客様も少なかったです。でも続けていくうちに少しずつですが、おみやげとしてお買い上げいただいたり、召し上がってくださった方が、また買いに来てくださったりしました。それがとてもありがたかったです。

 

 

大楠のパンは酵母から手作り!

ーー:商品の製造で、どのようなところに一番こだわっておられますか?

美保子氏:こだわっているのは酵母ですね。色々な酵母を使っていて、一番良いのは旬の果物です。今だったらブドウですね。

色々考えるよりも、旬のものを買ってきて作ってみると、美味しく作れます。

 

ーー:どんな食べ物からでも酵母は作ることができるんですか?

美保子氏:どんな食材からでも作れます。ぶどうのヘタとかでも。ほんと全部できるんです。

 

ーー:では、1年を通して使っている酵母が違うという事ですよね?そうなると、同じパンでも味が違ってきたりするんですか?

美保子氏:そうですね。酵母が違うと発酵時間も変わってくるので。同じパンでも、同じ味じゃないのが面白いですね

それで1人で笑っています。それが1番楽しい

りんごで作った酵母

 

 

インスタグラムを始める為にiPhoneを購入

インスタのホーム画面

 

ーー:インスタグラムで情報発信をしようと思ったきっかけは?

インスタグラムとは、2010年にリリースされた写真共有SNS。

 

美保子氏:自分たちが「なにを作りたいのか?」「なにを作っているのか?」を発信して、みんなに知っていただければ、と思うようになったのですが、手段が分からず。

どうすればいいんだろうと思っていたときに、商工会の方からインスタをすすめられたのがきっかけでした。

でも「インスタってなんぞや?」という感じで何も分からなかったので、調べて、携帯を買いに行き、初めてiPhoneを持ちました。それが去年の11月で、それまではガラケーでした。

 

ーー:大楠さんの投稿を拝見していて、投稿に対するコメントの数に毎度驚かされております。投稿にコメントをしていただけるのが、本当のファンだと我々は考えているからで、毎回平気で100を超えるコメントが来ているという状況が、本当に凄いと思っております。多くの方がコメントしてくれるようになったきっかけはありますか?

美保子氏:私がフォローしている方は、ワンちゃんや猫ちゃんを飼っていらっしゃる方が非常に多く、私自身も大好きなのでコメントしてしまうんです。「かわいいですねーっ!」って言いたくなって。

そういうやり取りで、お友達がいつの間にか増えて、インスタが楽しい!と思うようになりました。

私たちのお店がパンやお菓子の写真を載せているからか、ふらりと遊びに来てくださって、フォローまでしてくださるんです。私も、フォローしてくださった方がどんな方なのか、その方のアカウントを見に行ってみると、面白い投稿をされている方がほとんどで、こちらもフォローさせていただく。といった感じですね。

 

ーー:そうなんですね!なにか、「人として仲良くなろう」みたいなスタンスでしょうか?

美保子氏:そうですね。それしかないです。お家で飼われてる猫ちゃんの名前とかも覚えてしまいます。笑

 

ーー:実際に、インスタで親しくなった方がお店にいらっしゃることはありますか?

美保子氏:はい。それが嬉しくて、毎回感動しています。県外では鹿児島や大阪、京都などから来てくださって。

だから、来店された方たちがくつろげる部屋が欲しいんです。「待っとってください」って言っても、私たちは仕事中だし。

だから、そういう方々にくつろいでいただける部屋があれば良いなって思っていて、それが私の夢ですね。せっかく来てくださったのに、「じゃさようなら」ってあっけなくお帰りいただくのは悲しいです。遠方から来ていただいてる訳ですからね。

だから、もっとゆっくり時間をとってお話したい

ほかにも、猫ちゃんとか連れて鹿児島から来てくださった方もいるんですよ。その時は、震えるほど感動しました。だから、目が痛くてもインスタは止められないんですよ。

トング

 

ーー:最近、コメント欄を閉じているときもありますよね?

美保子氏:目が痛くなって、頭痛がするからです。みんな一生懸命書いてくださっているから、真剣に読むんですよ。

一生懸命読んで、一生懸命返そうとすると、目がすごい疲れて。

「あぁ~やばい」と思うんですけど、「やっぱ読みたい」とか「相手のこと知りたい」って思うじゃないですか。だから、すごく読むんです。

 

 

通販のご要望が増えてきた!

ーー:なにか、これからチャレンジしたいことってありますか?

美保子氏:「通販して」って声を掛けていただくんですよ。だから、通販もできるようになりたいと思うんですけど、まだ自信がなくて

だって、商品を発送するとお客さんのお手元に届くのは、早くて次の日とかですよね?基本はその日に売って終わりなので、次の日に召し上がっていただくとなると、どれぐらい鮮度が落ちてる状態なのか…そういったところに自信が持てなくて、まだ通販はできていないんです。

でも、たくさんのお声をいただいているので、チャレンジしてみたいなと思います。

 

ーー:イベントへの出店などはされた事はございますか?

美保子氏:イベントは、1回だけ大阪に出したんですよ。インスタを見た大阪の方に誘っていただいたんです。嬉しかったですね。

 

 

インスタグラム仲間と開いた「オフ会」

ーー:インスタを始めて良かったですか?

美保子氏:良かったです。新作を作ったときに、インスタで発信できるし、広告も気にしなくていいし、お金もかからない。

あ、市内で飲み会もありました。「オフ会って言うんですか?」それに参加させていただきました!

私よりも長くインスタをされているフォロワーさんも、凄く多い方達ばかりだったんです。

 

ーー:凄いですね!お店のオフ会ですか?

美保子氏:いえ、インスタで繋がった方達が10人ぐらいで集まろうという事になりまして、「これからこの会を大きくしていきたいね!」って言われました。

ほかにも、仲良くしてもらっている人達が、だいたい大阪にいらっしゃるんですよ。大阪でのオフ会があってお店も決まってるんですけど、私が大阪まで行けなくて…

 

ーー:いい意味でネットとリアルの境目がなくなってきてますね。

美保子氏:初めてお会いする時も、コメントのやり取りなどでお相手の事をすでに知っている状態なので、初めての感じがしないんですよね。ご家族の事まで知っているような感じだから不思議ですよね。

インスタは本当におすすめです。iPhoneを始めたばかりの私ができたんですから。iPhoneを買って次の日に始めたんですよ。

 

ーー:投稿の仕方なども、やりながら覚えたんですか?

美保子氏:そうですね。インスタアプリのダウンロードだけ友達にしてもらって、後はもう自分で。

「いいね」のやり方もわからなくて、どれが「いいね」?みたいな。ひどいもんでした 笑

 

ーー:これからインスタを始めようと思っている方に一言お願い致します。

美保子氏:アナログな私ができました。インスタ始める前は、私も「こういう世界はちょっと無理…」って思っていたんです。

でも、やってみたら楽しいことばかりなので、ぜひ始めていただきたいですね。ほんとすごい楽しい

 

「菓子とパン 大楠」プロフィール

菓子とパン 大楠(かしとパン おおくす)
住所糸島市二丈福井413-11
TEL:092-325-3539
営業時間:8時30分〜19時
定休日:毎週月曜日・火曜日

2005年に糸島市二丈に移住と共にオープン。

酵母から手作りしており、出来あがるパンは、柔らかい手触りの中に、しっかりとした弾力のある食感が特徴。

インスタグラムでの発信を始めたことをきっかけに、市内はもちろん県外からのお客様にご来店される事も増えている。

 

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カッコつけとおっぴろげの狭間で葛藤!新たな挑戦をして広がった世界

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