【東京】201912定例会レポート:あなた色を決めよう!!顧客が舞い込むプロフィール講座
2019年12月19日
目次
#selfmedia12月の東京定例会は、「あなた色を決めよう!!顧客が舞い込むプロフィール講座」と題して、より魅力的なプロフィールを作るために特化した内容で行われました!
プロフィールは、見てくださった方に、興味や関心を持ってもらうために端的に伝えることと、自分の代わりに営業もしてくれる役割も担うので、とても重要です。
SNSなどでは、限られた文字数の中で書かねばならず、何を書けば良いのか?どんな言葉を使ったらいいのか?というお悩みが多く聞かれるそうです。
そんな”わからない”を解消すべく、ワークも取りいれられ、講座内でご自身のプロフィールを新たに作ったり、ブラッシュアップさせて帰りましょう!というゴール設定でスタートしました。
豪華!講座は松井講師と吉田講師の2名体制でした

前半パートは、(株)ふたつぶのメディアディレクター松井脩将(まついしゅうすけ)氏と、後半パートは、北九州を拠点に活躍なさっている、SNSのサポート講座が大人気の起業サポートコンサルタント吉田佐希子(よしださきこ)氏のお二方です。
#selfmediaに参加されてるメンバー様の、メディア運営にあったっての相談で、プロフィールについての質問は多く寄せられるそうです。
今回、講座のテーマに取り上げることで、お客様との出会いからファンとなり、顧客となってくれる為の、良いきっかけとなるプロフィール作りが出来るようにと企画されているそうなので楽しみです!
どのような時にプロフィールは見られるのか?

松井氏の、『あなたはどんな時にプロフィールを見ますか?』との質問に、
- いいね!とかフォローしてくださった人を見にいく
- 検索で探した時、より人柄を知るため
- 記事の文末にあるライターさんの紹介をみる
- オススメされた人の人柄を知るため
などの意見が聞かれました。
”その人をより知りたいという興味”が、プロフィールを見に行くというアクションを起こしているのですね。
SNSが日常的に使われている今、プロフィールの役目は、見てくださった人に、自分の職業や能力や人ととなりを伝えるだけでなく、さらに関心を持ってもらって「繋がっておきたい有益な人だ」という印象を与えることもその1つとのこと。
『プロフィールは、私たちにとって日常見慣れているのものなので、他の人たちと同じようなプロフィールだと刺さらない(印象に残らない)。せっかく興味を持って「どんな人だろう?」と見にきてくれたとしても、スーッと通り過ぎてしまうのでは、もったいない!』と松井氏。
なぜプロフィールが重要なのでしょうか?

WEBメディアという広い間口からお客様となる人と出会い、顧客様となっていく流れは、
- お客様と出会う
↓ - 自分に興味関心を持ってくれる
↓ - 自分を深くし知り興味関心を持ってくれる
↓ - 行動をとってくれる
というステップを経て、親密度や信頼度が深まってゆきます。3番・4番の方達が増えるようなプロフィールにすると良いそうです。
プロフィールの役割と目的とは
プロフィールにはいくつもの役割があります。下記1〜3がそのポイントです。
- 自分のことに、興味関心を持ってもらうため
- 閲覧者に安心してもらったり、信頼してもらうため
- セールスしやすくするため(何かしらのアクションをとってもらうため)
また、自身の提供するサービスや商品がある場合、それらを知ってもらう前の、ワンステップとなる行動をしてもらうことで、お仕事につなげていくという目的があります。
- フォローしてほしい
- メルマガに登録してほしい
- LINE@に登録してほしい
- 資料請求してほしい
- ブログやホームページに誘導したい
- 出版した本の購入を促す
- お問い合わせをしてほしい
といったようなもの挙げられます。
見てくださった方に取ってもらいたい行動を促すこともプロフィールの重要な役割。
- しっかりとリンクを記載する
- 取ってほしい行動は促す文言を入れる
などもチェックしましょう。
プロフィールの文字数制限とそれぞれの特徴
プロフィールを載せる媒体によって、文章に文字制限があったり、媒体によってどのようなプロフィールにすると効果的かという特徴があります。
媒体と文字数 | 文章の特徴 |
Instagram 150文字 | とにかくパッと見た目の分かりやすさ重視 |
講座やセミナー 1000文字程度 | 申し込みしたくなる共感性や実績 |
ウェブサイト 制限はなし | 制限はないが離脱されないような工夫が必要 |
使っている媒体ごとに、それぞれ合うようプロフィールを変化させるだけでも、反応が変わってくるかもしれません。
知っておきたい!プロフィールと自己紹介の違いとは?
『プロフィールと自己紹介の違いってわかりますか?』との問いに、言い方の違いくらいかな?と思っていたので、WEBメディアにおけるプロフィールと自己紹介では大きな違いがあることを知り、ファンや顧客となってもらえる出会いにおいて、プロフィールがいかに大切かということがわかりました。
自己紹介は、
- 対面の状態(直接が多い)
- 最初から話を聞いてもらえる状態がでてきている
- 自分のことを自分で直接口頭で伝えることのできる状態
- 表情、雰囲気、人柄などもニュアンスで伝わる情報もプラスされる
- 自分から相手に伝える矢印が向いている状態
一方プロフィールは、
- 媒体(WEB、紙面など)を介している
- 直接聞いてもらえる状態ではない(間接が前提)
- 口頭ではなく文章
- 閲覧者さんから自分に向けて興味の矢印が向いている状態
- 閲覧者さんの好きなタイミングで離脱する可能性がある
自己紹介は能動的、プロフィールは受動的といった違いがあるというところでしょうか。
プロフィールは受け身な状態ですから、見てくださる方が興味を失い離脱しないための工夫が必要となり、第三者的の視点(メタ的な視点)が必要となります。
そのためには、このプロフィールはお客さんにしたい人に響く文章なのか?をリサーチすると良いとのことでした。ご自身の身の回りにいらっしゃる、お客さんにしたいと思うタイプのお友達などに一度プロフィールを見てもらって、フィードバックをもらうと、より良いものに仕上がっていくとのこと。
- 講座に申し込みしたくなるよ!
- フォローしておきたい!
- 登録して継続的に情報を得たくなる!
- また投稿を見にいきたくなるね!
実際の反応として、このようなものが得られたなら、WEBでも反応を得られて、読んでもらえる良いプロフィールとして完成度が高くなるのではないかとのことでした。
自分では良いプロフィールだと思っていても、それがもしかして”自己紹介”になっていたりすれば、お客様になってほしい人に響くことは少なくなります。
それではプロフィールの役目を果たせないので、客観視してお客様目線になって考えていくということが、WEBでのプロフィールには必要なんだと気づかされました。
プロフィールを作る上で大切な3つのポイントとは

プロフィールを作る上で大切にするといい3つのポイントとは、以下の3つだそうです。
1.分かりやすさ
多くの人がスマホで見ているので、パッと見て分かりやすいかどうかが大切。
サービス内容など、伝えるべきポイントが箇条書きで見やすくなっているか?
行間をしっかり作ることが大切。詰まっていると読みにくさが目立ち読んでもらえません。
例:Instagram bon・bon(bonbon511)
夫婦のファッションアカウント
ジャンル:60代夫婦ファッション
ターゲット:ファッション好き
どうなれる?:夫婦コーデの楽しみ方を知れる
行動は?:きっとフォローか本の購入
常に夫婦で投稿:おしゃれな老夫婦と認知→出版、イベント、カリスマ化
例:Instagram フォーリンデブはっしー(fallindebu)
ジャンル:飲食店紹介
ターゲット:名店を知りたい人
どうなれる?:デブになるほど美味しい飲食店を知れる
行動は?:フォローとブログへ誘導
2.共感要素の盛り込み
見てくださった人に、取って欲しい行動を得るために、一番大事なポイントは共感。
例:Instagram ゆうこす♡菅本祐子(yuko0520)
【モテるために生きている】という部分が共感ポイント。堂々とはっきと主張することで、私もモテたい!と共感する人がファンになる。
ターゲットユーザーさんによって共感するポイントが違うので、どういう人と繋がり、仲間やお客さんになってほしいのか?という点を明確に決めることが大切です。
3.現在何屋さんかわかる
職業や肩書きなど、今何をやっているのか?のみを分かりやすく載せる。
例:前出のゆうこすさんは、過去の実績などは削ぎ落とし、モテクリエイターという肩書きやYouTuberとシンプルに明記している。
例:Instagram Mai Shiotani塩谷舞(ciotan)
長文の記事でも読者の滞在時間が長く、読みにきてくれた人を離脱させないエモい(感情が高まって強く訴えかける心の動きを表す形容詞)文章が有名な文筆家さん。研究すると離脱しない文章の秘訣が学べるかも…とのこと。
ここまでの、プロフィールの役割や特徴、大切なポイントを踏まえて、いよいよプロフィール作りのパートへ進みます!
プロフィールの作る5つのステップ

ここからは、ワークを含めながら、プロフィールを作る手順を踏まえて実際に書き出していきます。
1.お客さんの選定(ペルソナ設定)
誰にどんな言葉が響くのかということを選ばないといけないので、まずお客様像を決めます。
ペルソナとは、あなたがお客様にしたい理想のお客様のこと。その存在は架空で良いのですが、設定は細かければ細かいほど良いとされています。
「誰」を「どう」させたいのか? を明確にしましょう。
2.そのお客さんに取ってほしい行動を決める
出会ったお客様となる方に、どんな行動を取ってほしいのか?を書き出します。
例
・フォロー
・友達申請
・メルマガ登録
・資料請求
・HPやブログへの誘導
…etc。ご自身のビネスにつながるように導線を作りましょう。
3.プロフィールに必要な7項目の穴埋め
プロフィールに入れたい項目です。
- 現在の活動
- 活動を始めるきっかけ
- 想い(こだわり、熱い想い)
- (見てくれる人への)共感ポイント
- 活動している中での実績
- 誰にどのような価値提供をするのか
- お客様から褒められること
これらの項目に答えます。
実績やお客様の声などがない場合は、モニター募集で感想をもらったり、当たり前にこなしてきた経験の中で、必ず数値化できるものがあるので作り出しましょう!
4.必要事項の優先度
(3)で答えた7つの項目のうち、どれをプロフィールとして使用するのかを決めます。
どういう順番で並び替えれば、見てくれたお客さんが離脱せずに興味をもってくれるかな?というところを考えます。
また、その優先度は、プロフィールをどこに乗せるのか?というので変わってくるので、全部載せずに削るということも必要になってきます。
例:インスタ→現在の活動、共感ポイント、想いや価値提供
例:講座→1.キャッチコピー、2.現在の活動、3.きっかけや想い、4.実績
5.つなぎ合わせと推敲(すいこう)
媒体による文字制限に合わせて言葉を選んだり、時間をおいて練り直したりして、より良いプロフィール(文章)に仕上げていきます。
プロフィール文を書く時にすると良い、魅力がアップするポイント
・今行なっている活動を全体の5割以上になるように文を調整する
自慢に聞こえるようなものが多くあるより、今の活動やそのきっかけや想いなどがメインになるようにする。
・ストーリー仕立てにする
Instagramのプロフィールはパッと見が重視されるが、ブログや講座のプロフィールは、ストーリー仕立ての方が反応が取れやすくなる。
・文末の表現の一致に気をつける
文末の口調を統一する。プロフィールは口語よりも断定表現や言い切り型がgood!
・数字を活用しよう
表現する時に使える具体的な数字は活用する。可能であれば奇数の方が反応がいいと言われている。実績→権威性のあるものはとても有効。年数、出版、TV出演なども書けるものは全部書いておきましょう!
あなたとファンやお客様を繋ぐのがプロフィール

いかがでしたでしょうか?
興味を持って訪れてくださった方とのご縁を繋いでくれるのがプロフィール。なんだか縁結びの神様のようですね。
同じような趣向の人と出会うのは、お互いに嬉しいものですし、誰かのために、自分の能力や才能で力を出せることもまた嬉しいことですね。出会いたい人をイメージして、その人に届くように想いを乗せてプロフィールを書くことで、win-winが生まれる幸せな循環に繋がっていきます。
ぜひ、プロフィールを作る5つのステップワークに答えながら、より魅力的で、読んでくださる方のハートに響くプロフィールを作成してみてくださいね!
キャッチーな肩書きや、よりインパクトのあるプロフィール作りのために、こちらも合わせてお読みくださり、アイデアをたくさん出してみることをおすすめします。

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