【入門】Webマーケティングとは?基礎知識と施策事例を解説
2020年4月16日
企業のWeb担当者や個人事業主の方で、「Webマーケティングとは何?」「勉強したいけど何から始めたらいいか分からない」という方も多いと思います。
そんな人の入門編として、ここではWebマーケティングの基礎知識をわかりやすく解説した後に、具体的なWebマーケティング施策をご紹介していきます。
Webマーケティングとは?
Webマーケティングとは、Web上で行うマーケティング手法のことです。要は「商品やサービスが消費者に選ばれ売れる仕組みづくりをWeb上で行う」ということです。
具体的には、WebサイトやWebサービスを使って、「集客→商品やサービスを知ってもらう→興味を持ってもらう→購入してもらう→リピーターになってもらう」流れを作り出すために、様々な施策を打つことを指します。
なぜWebマーケティングが重要視されているのか?
Webマーケティングが重要視されている大きな理由として、「インターネットの普及・利用者の増加」が挙げられます。
総務省が行った調査によると、近年の「個人のインターネット利用率」は約80%という結果でした。このことから、日本国内のほとんどの人がインターネットを利用していることが分かります。

また、消費活動においてもインターネットを利用する割合が高いです。ニールセンが2015年に行った調査によると、日本における新商品の情報源の1位がインターネット検索(68%)でした。
つまり、インターネットを利用する人が増え、商品を購入する際の情報源としてインターネットの信頼度が上がっているということです。
以上のことから、多くのインターネット利用者に対して自社の商品やサービス情報を発信することができ、認知→購入までの一貫した流れを作り出せる有効な手法であるという理由でWebマーケティングが重要視されているのです。
それでは、Webマーケティングの概要と重要性を理解したところで、具体的な施策を見ていきましょう。
Webマーケティング施策
Webマーケティング施策の種類は、大きく「検索エンジン施策」「広告施策」「SNS施策」の3つに分けられます。
検索エンジン施策(SEO)
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、検索結果画面の上位に自社サイトを表示させるために、Webサイトやコンテンツを最適化することです。
検索エンジンで上位に表示されれば、それだけ検索者の目に留まり、自社サイトへのアクセス数増加が期待できます。
そして、アクセスしてくれたユーザーを「購入・問い合わせ・資料請求」へ誘導するための導線を作り、自社商品やサービスが売れる仕組みを構築していきます。
広告施策
広告施策の種類とそれぞれの特徴を以下の表にまとめました
目的 | 広告の種類 | 特徴 |
---|---|---|
集客 | リスティング広告 | 検索エンジンでキーワードを検索した時に、検索結果画面の最上部&最下部に表示される広告 |
アフィリエイト広告 | ASPを通して広告を掲載してもらい、広告主が設定した成果を達成した場合に広告掲載側に対して料金を支払うシステム | |
アドネットワーク広告 | あらゆるWeb媒体の広告枠に、バナー広告やテキスト広告を配信できるシステム | |
SNS広告 | Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSに掲載する広告 | |
再訪問 | リターゲティング広告 | 過去Webサイトにアクセスしたユーザーに対して出すことのできる広告 |
メールマーケティング | ユーザーのメールアドレスに対してメールマガジンやステップメールを送ることで、Webサイトへのアクセスを誘導する手法 |
広告施策では上記各手法で広告を掲載し、その広告に自社Webサイトやランディングページへのリンクを貼ることで、「購入・問い合わせ・資料請求」への流れを作り出します。
ちなみにランディングページとは、特定の商品やサービスを紹介するのに特化したページのことで、このランディングページを最適化することをLPO(Landing Page Optimization/ランディングページ最適化)と呼びます。
SNS施策
今や、企業もSNS媒体を活用するのが当たり前の時代になりました。
SNS施策とは、自社でFacebook、Twitter、Instagram、LINEなどのSNSアカウントを立ち上げ、自社商品やサービスの情報を発信していくことを指します。
先述の他2施策との大きな違いは、ユーザーとのコミュニケーションがとりやすいことにあります。日々のコミュニケーションでユーザーとの関係性を高め、ファンになってもらうことで「購入・問い合わせ・資料請求」への流れを作り出します。
まとめ
ここまでいかがでしたか?
インターネットを利用して情報を得るのが当たり前になった今、Web上でマーケティングを行うのは必要不可欠になると言えます。
さらに、デジタル技術は日々進歩しているので、今後も新しいWebマーケティング手法がたくさん出てくるはず。常に新しい情報をキャッチしながら、マーケティング手法の変化に対応していく必要があります。
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