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今の時代は「名刺交換」よりも「SNS交換」で仕事につなげよう!

2019年11月12日

起業をして事業を継続・拡大をさせていくために欠かせないのが「顧客開拓」

いくら誇れる技術があっても、名だたる資格を有していても、自信のある商品を持っていても、それを「欲しい」と言ってくださるお客様がいなければ商売は成り立たないので、一番重要な仕事と言っても過言ではないでしょう。

では、その「顧客開拓」のために、どのような手段を活用していますか?

例えば、

  • 過去の人脈にアプローチをする
  • 電話・FAX・メール等で売り込みをする
  • 展示会に出展をする
  • 交流会やイベントに参加をする
  • 口コミで紹介を募る
  • SEO対策やSNSを活用してネット集客をする

このような手段が挙げられるのではないかと思います。

 

いずれの手段で顧客開拓をした場合であっても、どこかで必ず見込みのお客様と直接接点を持つ機会が出てきます。

そのタイミングで「SNS交換」はしていますか?

今の時代、「名刺交換」よりも「SNS交換」をして、継続的に繋がり続ける関係を作っていくことが、新たな仕事を産んでくれるきっかけになります。

 

名刺交換は瞬間的な顧客獲得ツール。長期的な信頼関係作りには向いていない

握手する手

ビジネスの世界において、今も昔も「名刺」は欠かせないツールです。特に法人相手の場合、挨拶が名刺交換から始まるというのも習慣として残っています。

しかし、今一度考えてみてほしいことがあります。

もらった名刺、自宅(もしくは事務所)に戻ってから、しっかり1枚1枚見返してみたこと、また、その名刺に記載されているホームページ等にアクセスをしてみたことはどのくらいありましたか?

 

ほとんどの場合、もらったままで山積みになっていたり、名刺用フォルダ行きになって、あとで何かの機会に名刺を見たとしても「だれだっけ?」となっていないでしょうか。

名刺は、渡した時にすぐに興味を持っていただけて商談に発展したり、渡した時に相手の印象に残って、後日思い出してもらうツールとしてはとても優秀です。しかし、その場で次に繋がる流れができなかった場合、何の印象にも残らずお蔵入りしてしまうというデメリットがあるツールでもあります。

 

まさに名刺は「瞬間的な仕事獲得ツール」と言うわけです。

 

でも、見込みのお客様と知り合って、すぐに仕事に繋がるケースはさほど多くないはずです。多くの場合、数ヶ月・数年の信頼関係を構築する期間を経て、サービス提供に繋がります。この中・長期間で顧客獲得を目指した時に、私たちを助けてくれる優秀なアイテムが「SNS」なのです。

 

SNSは中長期的な顧客獲得ツール。真剣に向き合って長く続ければ続けるほどに効果が期待できる

様々なSNSのマーク
見込みのお客様と「SNS交換」をした場合、このようなことが起きます。

  • 相手の近況をSNSを通じて知ることができる
  • 自分の近況や提供しているサービス内容をSNSを通じてお知らせすることができる

要は、近況報告を個別連絡なしで、多くの人たちに届けることができるんです。

 

個別で連絡を取り合う人数というのは限界があります。

また、知り合った当時は見込みのお客様になると思っていなかった方が、状況が変わってお客様になりうる可能性もありますし、私たち自身が提供するサービスが変わって、ターゲット自体が変わることだって有りえます。

その都度、顧客開拓のために新しい人と出会って関係構築をしていくことは大変です!

SNSを通じて届く情報に触れているうちに「このサービス、興味があるかも」「この人に相談してみてもいいかもしれない」と思ってくださる方が現れ、見込み客からお客様への進化させていくことができます。

 

仕事に繋げるためのSNS発信【3つのポイント】

商談中の写真
SNS交換をしたからと言って、仕事が舞い込むわけではありません。仕事を獲得していくためには、継続的な情報発信が必要です。

では、仕事獲得を意識した場合、どのようにSNS発信をしたら良いのでしょうか?

 

1、仕事内容や実績が伝わるような投稿をする

「何の専門家なのか?」「何屋さんなのか?」が伝わらないと、お問い合わせは来ません。

例えば、ホームページのリンクをSNSに貼って誘導するようにしたり、講座・セミナーの様子をアップしたり、自分の活動状況がわかるような投稿をしていきましょう。

但し、このような投稿をしすぎてしまうと、ただの広告媒体のようになってしまうんで、やりすぎないように注意が必要です。

 

2、人柄が伝わる投稿をする

人柄。これはお仕事を依頼する上で、誰しも気にかけるところだと思います。

今、自分が考えていることや、はまっていることをシェアしたりして、見ている人の【共感】の感情をくすぐってみましょう。

また、共通点が見つかることもとても効果的ですので、SNSで繋がる先の方たちが共通点探しを楽しんでくれるようなネタだし(趣味、住んでいる場所、生まれ育った場所、家族構成など)をしてみるのも良いでしょう。

 

3、交友関係が伝わる投稿をする

どんな人たちと普段交流をしているのか?どんなお客様を抱えているのか?など、あなたの周りの人たちが見える投稿もしていきましょう。

自分と似たような人がいると、人は安心をします。

交友関係が伝わる投稿をすることで「あなたが来ても大丈夫な場所です」ということを伝え、お問い合わせしやすい環境作りをしていきましょう。

 

まとめ

ノートとスマートフォン
いかがでしたでしょうか?

SNSは世界中どこにいても繋がっている人たちとコミュニケーションが取れるとても優れたツールです。

名刺以上に、皆さんの事業の状況をタイムリーにシェアすることができ、また、人柄を深く知ってもらえるツールでもあります。

見込みのお客様と新たに出会ったときは、「名刺交換」だけでなく「SNS交換」も忘れずに行い、長期的な顧客育成を行っていきたいものですね。

 

 

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