実績ゼロでも大丈夫!仕事獲得のための「信用」の作り方
2019年12月12日
目次
仕事獲得をする上で必ず見られるもの。
それは「信用できる人かどうか?」ということ。
大きな会社に勤めていたら、その会社の看板が「信用」になってくれますが、個人で事業をする、または自分で会社を興した場合、信用を自ら作っていく必要があります。
・この人に仕事をお願いしても大丈夫
・この人に仕事をお願いしたら対価以上のパフォーマンスを出してくれる
・この人になら安心して自分のことを打ち明けられそう
このように、顧客に信頼してもらって初めて、私たちは仕事が成立します。
では、この「信用」をどのように作っていったら良いのでしょうか?
今回の記事では、実績ゼロからでも作れる「信用の作り方」について、お伝えしていきたいと思います。
仕事獲得を飛躍させる信用の作り方:3か条
信用を作るためには、3つの切り口があります。
1、過去の経歴による信用
2、仕事の実績による信用
3、安定感による信用
一つずつ解説していきますね。
1、過去の経歴による信用

自分の事業で実績がない場合、「過去の経歴」を活用することをオススメします。
誰しも、年齢分の人生を生きてきた経験があります。それらが「過去の経歴」として、あなたの信用を後押ししてくれます。
例えば、あなたがダイエットトレーナーとして活動をスタートさせたいと思ったのであれば、「昔は太っていて−15キロのダイエットに成功した経験」も信用に繋がるし、「元体操選手で一度も太ったことがなく、40代になっても体型を維持できている経験」も信用になります。
例えば、あなたがママ向けに何かサービスを提供したいと思ったのであれば、「元保育士で多くの子供と接してきた経験」も「自分自身が子育て真っ最中のママであること」も信用になります。
人生に無駄はないと、よく言われますが、自分の過去の経験は全て切り取り方次第で「信用」に変えることができます。
その場合、切り取り方にポイントがあります。
①ターゲットと似た境遇・共通項をピックアップすること
先ほど事例に挙げた
- 昔は太っていて−15キロのダイエットに成功した経験
- 自分自身が子育て真っ最中のママであること
が、これに当たります。
人は自分と似た境遇・共通項を持つ人に親近感を抱きます。
ずっと痩せていて太ったことがない人より、自分と同じように体型に悩んだ経験がある人だからこそ、悩みを打ち明けられると安心するし、ママの気持ちをわかってくれる人に相談したいと思うものです。
②ターゲットが憧れる要素をピックアップすること
①はターゲットとの共通項をピックアップしましたが、②は共通項ではなく「憧れ」の要素をピックアップしていきます。
先ほどの事例で言うと、
- −15キロのダイエットに成功した経験
- 一度も太ったことがないという経歴
- 元保育士で子供のことをよく理解できている
というような項目です。
自分のなりたい姿を体現している人に、人は憧れを抱くものです。
恥ずかしいかもしれませんが、ターゲットから見たときに、自分が憧れられる要素は何なのか?を客観的に洗い出してみましょう。
③ビフォー・アフターを見せる
①と②を組み合わせた形が③になります。
先ほどの事例の
- 昔は太っていたが、−15キロのダイエットに成功した経験
これがまさに、ビフォー・アフターを見せたものになります。
自分と似た境遇だった人が、今は憧れの要素を持っている人に変化を遂げた「ストーリー」にこそ、人は惹かれ、共感し、その人を信用します。
①と②を組み合わせて、ターゲットに響くストーリーが作れるのであれば、③を活用して、一気に信用を作っていきましょう。
2、仕事の実績による信用

次に、仕事の実績による信用についてです。
1では、実績ゼロの人でも作れる信用について触れていきましたが、自分の事業がスタートして実績が増えてきたのであれば、是非ともその実績を上手に活用したいところです。
仕事の実績による、信用を作るときのポイントは3つです。
①集客数・サポート人数・販売実績数など
どれだけの人が自分の商品・サービスを手にしたのか?という根拠になる数字を示すということです。
人は不思議なもので、多くの人が利用している商品・サービスに安心を抱きます。その安心感を与えるために、自分の実績を数字で見せていきましょう。
②自分の商品・サービスを通じてどんな結果をお客様に提供できたのかを見せる
「実際に自分が期待している効果・結果が出るのか?」を、人は気にしています。
例えば、ダイエットのサービスを受けたいと思っている人であれば、「この人のサービスを受けたら、自分は本当に痩せられるのか?」という不安です。
その不安を解消してあげるためには、実際に出した結果を見せてあげることが一番です。
- 「このメソッドを受けた人は○ヶ月で平均△キロ痩せています!」
- 「サービスを受けた○%の人が理想体型を実現できたと回答しています」
など、得られる結果を数字で見せてあげましょう。
③お客様のリアルな声を見せる
最後に、サービスを実際に受けたお客様の声を見せることです。この方法は、①、②では得られない効果が期待できます。
①、②はサービス提供者、もしくは会社が、自分(自社)の商品・サービスの実績を一方的に伝えているので、どうしてもお客様側の警戒心が拭いきれません。
その警戒心を解いてくれる効果が「お客様の声」にはあるのです。
「このメソッドで総勢50名の人が10キロ以上の減量に成功しました!」と言われるより、「私はこのサービスを受けて痩せることができました。サポートも整っているし、安心してダイエットに集中することができました」というお客様の声のほうが、安心感や信ぴょう性を感じやすくさせてくれます。
自分の商品・サービスを購入してくださったお客様には、アンケートを実施するなどして、リアルな声を集めておくようにしましょう。
3、安定感による信用
最後に「安定感による信用」です。
こればどういうことかと言うと、「ビジネスパーソンとしてやるべきことをやる」ということです。
例えば、
- メールの返信は速やかにする
- 決めた納期はしっかりと守る
- 待ち合わせ時間を守る
- もし、納期遅れや時間に遅れそうな場合は事前に連絡を入れる
など、当たり前のように聞こえることですが、意外とできない人が多いことも事実です。
このように、当たり前のことが出来ずに信頼を失う人がいるからこそ、当たり前のことを当たり前にすることが「信用」を作ることに繋がるわけです。
逆の言い方をすると、いくら自分の実績や経歴をまとめて綺麗に見せたとしても、この当たり前のことが出来ないが故に、仕事を失うということでもあります。
やるべきことはやるべきこととして、淡々とこなしていきたいものですね。
まとめ
実績ゼロからでも出来る「信用」の作り方、いかがでしたでしょうか?
1、過去の経歴による信用
2、仕事の実績による信用
3、安定感による信用
今からできることが必ずあるはずです。
事業をこれから始める人は「1」で自分の信用をつくりましょう。
そして、既にサービス提供の実績がある人は「1」〜「3」を網羅して、自分の信用性をあげるようにすることで、もっと色んなところからお仕事が舞い込んでくるようになるはずです。
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