これでもう怖くない! 5つの「凶」を「吉」に転じる方法とは?
2020年5月4日
目次
「あなたは、おみくじを引くのは好きですか?」
神社やお寺によって違いはあるようですが、一般的におみくじには「大吉」から始まって「大凶」まで7種類ほどあると言われています。
引いたおみくじが「大吉」なら嬉しくてテンションが上がりますが、「凶」という文字が入ったものを引いてしまったら、ガッカリしてしまう人が多いですよね。人によっては「これから悪いことが起こり続けるかも!」と、恐れおののいて生活をする人もいるようです。
でも実は、「今はどん底の状態かもしれないけれど、これ以上この状況は続かないよ! むしろ、ここからが始まり! 一番下まで落ちたら、あとはこれから上がっていくしかないよ!」
といった前向きなメッセージも含まれていると言われているのです。

気学(九星気学風水)では、引越しや日々の生活のなかで、ご自宅を中心として半径750mを越える方位移動をする場合、
- 五黄殺(ごおうさつ)
- 暗剣殺(あんけんさつ)
- 破壊殺(はかいさつ)
- 本命殺(ほんめいさつ)
- 的殺(てきさつ)
と呼ばれる、自分に凶作用をもたらすと言われる5つの凶の要素「五大凶方」(ごだいきょうほう)の影響を受けると言われています。
年に4回訪れる「土用」の時期に、誰もが受けやすいのが「五黄殺」の影響なんですよ!
今回のコラムでは、5つそれぞれの凶方にはどんな意味(凶作用)があって、もしどうしても凶方に直面しなくてはならないときに、どのような心構えで臨めば良いのかをお伝えしましょう。
これを知っておくと、小さなイライラも、大きな怒りもかなり減らすことができて、周りからの信頼も高まるでしょう。
「五大凶方」とは?

このコラムの初回でお話ししたように、この世界は「陰」と「陽」で構成されています。「男と女」「光と影」のように、プラスとマイナスの相反する要素が、ときに反発しあい、ときに補填しあいながら、お互いのバランスを保っているのです。
「五大凶方」と聞くと、いかにも悪者、厄のように聞こえるかもしれませんが、自分の考え方、とらえ方を変えることで、マイナスに見える要素をプラスに転じることができるのです!
それでは、2020年の年の方位盤と照らし合わせながら、それぞれの凶方について見ていきましょう。日々の方位の取り方や、引越しで避けるべき方位などは、これまでのコラムを参考にしてみてくださいね。
①五黄殺(ごおうさつ)
方位盤で五黄土星(ごおうどせい)が位置している方位のことで、2020年は、東が五黄殺になります。この方位では、どうしても我が強くなり、自己中心的でわがままになりがち。そして、イライラしがちで、ふてくされたり、人間が内側から腐りやすいと言われています。
そのため、もしどうしても五黄殺の方位にある場所に移動しなければならない、引っ越さなければならないという場合は、次のことを心掛けてみましょう。
- 明るい笑顔でいる(内側から腐らないようにする)。
- 相手の要望を聞いて、自分の意見を無理に通そうとしない。
- カチンときてもすぐに怒らない。いちいちイライラしない。
②暗剣殺(あんけんさつ)
五黄土星が位置する反対側の方位のことで、今年は西が暗剣殺になります。この方位では、思わぬトラブルやハプニング、事故に巻き込まれやすいと言われています。
また、ちょっとしたあなたの言動が相手を傷つけやすくなるので、次のことを心掛けてみましょう。
- 相手に思いやりを持って接する。
- 思ったことをすぐ口にしたり行動せず、「これを言ったら(したら)相手はどう感じるかな?」と一旦考えてから慎重に行動する。
- とくに、あなたの支えになってくれる人、恩人には感謝の言葉、お礼を忘れないように。
- 一時停止や赤信号に注意する。
③破壊殺(はかいさつ)
その年の十二支が位置する反対側の方位のこと。2020年の十二支である「子」は北を担当していますが、その反対側の南が破壊殺になります。
この方位では、物事が当初の予定通りに進まなかったり、あなたの計画や目標を壊しにかかるような人が現れたり、現象が起きたりしやすいと言われているので、次のことを心掛けてみましょう。
- 自分の目標をしっかり持つ。
- 自分の目標が壊れるようなこと、壊されるようなことがあっても、それは「その目標を見直す良いチャンスをもらった!」と前向きにとらえて、不満を言わずに対処する。
- もし思い通りにスムーズに物事が進まなくても、決して諦めない。
④本命殺(ほんめいさつ)・月命殺(げつめいさつ)
生まれ年から算出する自分の「本命星」や、生まれた月日から算出する「月命星」が位置している方位のこと。
私(西河由貴)の場合は、本命星が「一白水星」、月命星が「三碧木星」なので、私にとって2020年は、東北が本命殺、北が月命殺になります。
本命殺・月命殺の方位では、五黄殺ほどではないにしても自己中心的になったり、無理をしがちなので、次のことを心掛けてみましょう。
- 無理をせず、体調に気を付ける。
- 自分を痛めつけないように、大切に労る。
- 自分の役割を自覚しておく。
- 我を通さない、自分の意見を相手に押し付けない。
⑤本命的殺(ほんめいてきさつ)・月命的殺(げつめいてきさつ)
自分の本命星が位置する反対側の方位。また、自分の月命星が位置する反対側の方位。私の場合ですと、今年の本命的殺は南西。月命的殺は、南になります。
本命的殺・月命的殺の方位では、自分が的外れな言動をとってしまいがちだったり、相手も的外れなことを言ったりしたりしてきがちなので、次のことを心掛けてみましょう。
- 自分の予想と違っていても、驚かない。
- 自分の目的を固定せず、柔軟に対応する。
捉え方一つで、転機好転!

いかがでしたか?
5つの凶作用を知って、それに対してどのような心構えで臨めば良いのかをあらかじめ知っておくと、凶作用に振り回されることなく、落ち着いて穏やかに仕事やプライベートに取り組むことができるので、自分自身も安心ですし、周りの人との関係も良くしていけますよね。
毎年、どの方位が「五大凶方」になるかは変わっていくので、ぜひその年ごとに確認してみてくださいね。
次回は、せっかく何かを始めるならぜひ活用していただきたい、進展性の法則「線路」(せんろ)についてお話ししましょう。新たに何かをするときに験(げん)を担ぐ方が多いと思いますが、気学にも、より運を開いていける知恵があるのです。
次回も、どうぞお楽しみに!
気学がもたらす可能性!西河さんの連載はこちらからどうぞ!
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