【5分で理解】メディアとは何か?を簡単に解説!
2020年4月16日
「メディアとは何か?」と聞かれたときに、明確な解答ができる人は少ないのではないのでしょうか?これは「メディア」という言葉が曖昧に使われていることが原因の一つに考えられます。
この記事では、メディアを正しく理解し活用できるようになるために、メディアの意味と定義、形態、コンテンツとの違いを解説していきます。
メディアとは?意味と定義
「メディア」という言葉には大きく分けて2つの意味があります。
一つ目は紙、ハードディスク、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリなどの「記憶媒体」のこと。二つ目は手紙、新聞、広告、電話、テレビ、インターネットなどの「情報伝達媒体」のことです。
両者とも「媒体」であることは共通していますが、その「機能」が異なります。近年では、テレビやインターネットの普及により、後者を「メディア」と呼ぶことが一般的なので、情報伝達媒体という意味でのメディアについて触れていきます。
「情報伝達媒体」という言葉では堅苦しくて、イメージしづらいですが、要は「人から人へ情報を伝える媒体、手段」のことです。英語の“media”は“medium”の複数形であり、mediumの「媒体」「中間」という意味から由来しています。
メディアの形態
「メディアとは?意味と定義」の見出しでも記載したように、テレビやインターネットなどの普及により、情報を伝達・発信しているものを総じて「メディア」と呼ぶことが多いですが、その発信対象や受け手との関係性に応じてメディアの形態を分類することができます。
細かく分けるときりがないので、ここでは大きく2つに分けて解説していきます。
マスメディア
マスメディアとは、不特定多数の人に対して、一方的に情報を発信する媒体の総称です。一般的には、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌の4媒体を指し、「四大メディア」と呼ばれる場合もあります。
ネットワークメディア
上記の四大メディアに対して、「第五のメディア」と呼ばれているのがネットワークメディアです。代表的な媒体としては、皆さんご存知の「インターネット」が挙げられます。
マスメディアと比較した場合、不特定多数の人に対して情報を発信する点では共通しています。しかし、一方的に発信するのではなく、「双方向」で情報を発信できる点が大きな違いです。
つまり、マスメディアは情報を発信するだけで終わりですが、ネットワークメディアは発信された情報に対して、受け手側も情報を発信することができます。
具体例として、ネットワークメディアの一部である「ソーシャルメディア」で考えると理解しやすいでしょう。ブログやSNSでは、発信された記事や投稿に対して、コメントやシェアをすることで、受け手側も情報発信していることになります。
メディアとコンテンツの違い
ここまでで、「メディア=人から人へ情報を伝える媒体、手段」であることは理解していただけたと思います。
ここから少しだけ踏み込むと、メディアを活用していく上で「コンテンツ」という言葉がセットでよく使われます。両者の意味を混同している人が多いので、より理解度を深めるためにも違いを明確にしておきましょう。
コンテンツとは、マスメディアやネットワークメディアなどから発信される「文字テキスト・音声・動画」のことを指し、メディアとコンテンツの関係性をまとめると以下の様になります。
メディア | コンテンツ |
---|---|
テレビ | テレビ番組 |
新聞、雑誌 | 記事 |
ブログ、SNS | 投稿記事 |
より分かりやすい例でいうと、今ご覧になっているWebサイト「#selfmedia」はメディアであり、この「【5分で理解】メディアとは何か?を簡単に解説!」の記事はコンテンツという事になります。
まとめ
ここまでいかがでしたか?
一方的に情報を発信するマスメディアに対して、双方向に情報を発信し合えるネットワークメディアの発達により、個人でメディアを保有しコンテンツを発信できるようになりました。
つまり、世界のすべての人がメディアを保有し、活用していく時代になり得ると言えます。#selfmediaは楽しく正しくメディアを学べるコミュニティであり、企業や個人に関わらずメディアの活用をサポートしています。ぜひ覗いてみてください!
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