第19回の#selfmediaフォーフレンズの講義、8月のテーマは「スキルシェア」です。
新型コロナウィルスの終息が見えない今、携わっているビジネスの売り上げがなかなか回復しない方も多いかと思います。不況の今だからこそ、携わっているビジネスからシフトチェンジする必要があるのではないでしょうか？

今行なっているビジネスが、大不況がやってきても生き残れるかを考える良いタイミングなのかもしれません。新しい働き方として、今までの経験をスキルシェアする事で、あなたの収入を増やすことができると福田氏は言います。

「私、スキルシェアできること持ってませんが。。。」と思ったあなた！

そんなことはありません！最後まで読み終わった時、スキルシェアできる何かがきっと見つかります！！早速、見ていきましょう。

スキルシェアとは

世界で最も注目されているビジネスモデル「スキルシェア」とは、具体的にどのようなことをいうのでしょうか？

スキルシェアとは、使っていないモノや場所、お金などを、個人間で共有（シェア）する経済のかたち（シェアリングエコノミー）の事で、シェアできるものは、空き部屋や駐車場など有形のものばかりではなく、個人が持っているスキルをシェアすることも指します。

近年、必要最低限なものだけに囲まれて生活する「ミニマリスト」や、身の回りを整理する「断捨離」など、多くの物を持たないライフスタイルを送る人も増えているように、ビジネスの世界でも、アフターコロナで大不況が来ると予想される今、多くの物を仕入れて販売する今までのビジネスモデルには大きなリスクを伴います。

最近では、日本を代表するアパレルメーカー「ワールド」が360店舗を閉店。社員200名もの早期退職を募っているニュースは記憶に新しいかと思います。サラリーマンが経済を回していると言っても過言ではない日本経済。今後の日本経済はどのように変化していくでしょうか？

• サラリーマンの収入が下がる
  ↓
• 購買力が下がる、店舗の売り上げが下がる
  ↓
  
• 企業の売り上げが下がる
  ↓
  
• 税金が徴収出来ない
  ↓
  
• 消費税アップ（国民から集める！！）

この流れを想像した時、現在携わっているビジネスとは別の収入源を、今のうちに確保しておく必要があります。それには、ビジネススキルを提供して収益を上げる方法がオススメと福田氏は言います。

スキルシェア例①：お互いのニーズをマッチさせよう

では、どのようなスキルシェアが可能になるか、分かりやすい例で見ていきましょう。

1. 習いたい人
   料理が苦手でレシピ本を見ても良くわからない。親や友人に聞くのも気がひけるので、お金を出して料理を教わりたい。
2. 教えたい人
   自炊歴20年。お店を出すまでの興味はないが腕には自信あり。教える事で家計を月3万円増やしたい。

お互いのニーズがマッチする事で、win-winの関係になります。まさに、これがスキルシェア！どの業界でも「give and take」の関係が成り立ち、仕事に繋がる可能性がとても高いとのこと。喜んで貰えてお仕事になるなんて、最高ですね！

スキルシェア例②：1つのスキルで2つの売り上げを作ろう

次に、1つのスキルシェアで2つの売り上げ手段に繋がる例を見ていきましょう。

魚釣りができる人は、

1. 釣った魚を売る
2. 釣り方を教える

スキルシェアの種類によっては、1つのスキルシェアで2つの売上を上げる事が可能になります。

スキルシェアの利点

次に、スキルシェアにはどんな利点があるかを、見ていきましょう。

1. 経費がほぼかからない
   自分の「できる」でお金をもらってシェアするため、経費がかからず利益が大きい。
   例えば、5万円の売り上げをあげると考えた時、1時間5,000円の講座に10名集客できたら5万円の売り上げになり、ほぼそのまま利益に。
   これがもし、飲食店で5万円の売り上げるとしたら、15〜25万円売り上げないと利益にならない！
2. 身一つで提供可能
   自分のスキルを提供するので、自分の頭脳と体で提供が可能になる。
3. 場所に縛られない
   オンラインでの講義も可能なため、パソコンとネット通信さえあれば、世界中どこでも仕事が可能になる。

気軽に始められるのも、スキルシェアの良いところですね。

スキルシェアの種類

では、実際にどのような講座が開講されているのかを見ていきましょう。

• 【草刈り講座】：30分　3,000円　150人が受講＝45万円の売上
• 【まんがの読み方、楽しみ方講座】：1時間　2,000円　200名が受講＝40万円の売上
• 【アウトドアの楽しみ方講座：1時間】：1,000円　50名が受講＝5万円の売上

「こんな事がスキルシェアになるの？」と思われた方も多いかと思います。
自分の当たり前は、他人にとって当たり前ではありません！自分ができることを自分で価値づけしてはダメ！！と福田氏は言います。

スキルシェア　プラットホーム

では、どのようにして自分のスキルを提供して収益を上げていけば良いのでしょうか？

「習いたい人と教えたい人をつなぐ場所」をビジネス用語ではプラットホームと言います。プラットホームを提供している会社をいくつかご紹介します。

• street academy   ストアカ
  プラットホームの代表的存在。
  ストアカに講師登録をすると、自分がスキルシェアしたい講座を立ち上げる事ができ、集客が可能。
• zehitomo  ゼヒトモ
  ストアカに仕組みが似ていて、これから人気が出そうなプラットフォーム。
• requ  リキュー
  アメブロをやっている方にオススメ。　講座の単価が幅広く、女性やスピリチュアル系に強い。
• Menta　メンタ
  プログラマーの人と繋がりたい方向けのプラットホーム。
• タイムチケット
  個人の時間を30分単位で売買できるサービス。ちょっと人より得意な事を、気軽に多くの人に教えてあげられる。
• ココナラ
  個人のスキルを気軽に売り買いできる、国内最大級のスキルマーケット。

福田氏の場合（スキルシェアからの独立）

では、福田氏がどのようなスキルシェアをして独立に繋がったかを見ていきましょう。

2013年に独立後、様々な講座を開講。

• 【ホームページ作成講座】：２時間　１万円
• 【ブログ運営講座：アメブロ登録方法と書き方、検索上位のコツなど】：2時間　5,000円
• 【SNS研究】：フェイスブック、ツイッターなど

当時、セミナーズやセミナー情報.comなど複数のプラットホームを活用して集客し、30万円/月くらいの利益を上げる事ができるようになったそうです。

もし、物販や飲食などで30万円/月の利益を上げるには、150〜200万/月くらいの売り上げがないと難しいでしょう。スキルシェアがいかに利益率が高いかが、良く理解できます。

スキルシェアは次世代ワークスタイル

まずは、あなたが提供できるスキルシェアを書き出してみましょう！きっとたくさんあるに違いありません。

場所にも時間にも人にも縛られない、あなたが働きたい場所、時間、人を選んで、ストレスフリーで働ける時代。パソコン１台で世界中を旅しながら仕事ができるって素敵ですよね。そんな夢が現実になる時代です。ぜひ、ご自分のスキルをシェアして、新しい働き方にチャレンジしてみましょう！

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